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12(1914〜2007)近岡善次郎■山車会館(1階) 直近の新庄まつりで、優秀山車に選ばれた2台を常設展示しています。 優秀山車の選考会は、8月26日に行われますが、山車連盟の理事、有識者の方々が投票を行い、最も得票した山車が2台選ばれることになります。見事優秀山車に選ばれれば、翌27日の早朝から入替作業を行い、その日から1年間、観光客の目を楽しませることになります。新庄ふるさと歴史センター新庄市堀端町4番74号TEL.0233-22-2188たから郷土の画家 近岡善次郎氏 近岡氏は、大正三年、現在の新庄市大町に生まれました。東京の川端画学校で学び、昭和十六年に一水会賞を受賞、名実ともに日本画壇の第一線に躍進しました。昭和三十八年には安井賞を受賞し、その作品は国立近代美術館の買上げとなりました。また、全国で失われつつある西洋館の姿を描き残し、後に、それらは近代洋風建築シリーズ切手のもととなりました。 郷里においては、児童文化の向上と美術教育の振興を願い、昭和二十四年、最上学童展を創設。昭和五十二年には学童展キャラバン隊を結成し、交流活動などを通し地域住民の情操面を大いに高めました。郷土愛あふれる作品や地域文化振興に対する指導は、今も広く敬愛を受けています。 こうした功績により、平成十一年、新庄市名誉市民の称号が贈られましたが、平成十九年、九十二歳でご逝去なさいました。が磨いた伝えられています。約1万5千年前から人々が暮らし始めた痕跡が多くの先人や偉人が登場し、さまざまな形で足跡が遺されています。の数々が新庄ふるさと歴史センターに展示されています。できない二人の作品もご覧いただけます。水彩「おさいど」油彩「ふるさとの祭り」ガラス絵 マリアさま

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