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13 Yell 2018×高校生①家事の役割分担、男女比の現状〜家事分担における男女の比率〜②これからの時代における、男女の役割とは 時代が様変わりする中で、両親の時代の常識が現代の常識ではない、ということは、30〜40代の主婦たちも感じているところであり、その「常識」はこれからも変わっていきます。自分の家庭という一番身近なところから、しんじょしたちの現状を知り、そして今の高校生が迎える未来を想像し、これからの男女の役割について考えていきました。〜オトナ女子たちのイマ〜★自分がフルタイム勤務なので、おばあちゃんが夜ご飯の支度をしてくれています。うちの男性陣は、その間何をしているかというと…スマホ。もうちょっと手伝ってあげてほしい。そこは、自分の声かけも必要かなと思っていますが、忙しそうだから手伝おう、という気持ちが彼ら自身に芽生えるにはどうすればいいかと考えています。★保育所に勤務していますが、最近はお父さんやおじいちゃんがお迎えにくる家庭も多いです。ただ、子どもの具合が悪くなったときのお迎えは、だいたいお母さん。男性は職場の空気とかがあり、仕事を抜けられない雰囲気はまだあるのかな、と感じます。★私も夫もフルタイムで仕事しているので、家事は手の空いた方がやらないと家が回っていかない。早く帰ってきた方が夕飯の支度をします。結婚した当初は一人で頑張っていましたが、二人で考えた結果、気付いた方がやる、という今の状態に落ち着きました。★私が育った家庭は両親が忙しく、料理も手間のかからないものでしたが、夫のお母さんも夫も料理が得意。どんな人と結婚するかにもよりますよね。新婚なのでこれから探り探りで暮らしを作っていこうと思います。★結婚当初は、家事は嫁が一手に引き受けるべき、という価値観が自分の中にあり、パンクした経験があります。子どもの人数が増えるのに比例して、仕事もしている自分では家事は全く回らなくなり、夫や義母が、最大限できることをしてくれていると思います。★洗濯物を干すのと炊飯器のスイッチを入れるのは夫。朝ごはんは料理好きな長女が手伝ってくれ、夕ご飯はおばあちゃんが作ってくれています。仕事に加え子育てに手が取られている時期なので、とてもありがたいです。★4人の子どもが生まれ、下の二人が生まれたときには仕事もしていました。その時は、義母さんが仕事を辞めて家に入ってくれて。夫は三交代というバラバラの勤務時間で仕事をしているので、家事は、できることはしてもらうけど…という感じです。家事の男女比は、昔と比べ変わってきています。男は外で働き、女は家を守る、という時代もありましたが、現代は過渡期にあり、女性も仕事でキャリアを積み、男性は自分ごととして家事や子育てに携わる時代です。男女も年代も関係なく、全員が対等な立場で、家族の中での役割分担について考えてみる、というワークショップを行いました。第二部:ワーク「この仕事、家では誰がしている?」男女1部屋の掃除94お風呂掃除61食事の支度92洗濯85ゴミ出し53回覧板まわし71子どもの世話96町内の会合42学校の授業参観・保護者会88雪かき21買い物90お弁当作り105親戚対応(法事・結婚式)5    自分やパートナーのタイプや仕事によって、家庭のあり方は変わってくるので、結婚前の想像と結婚生活が変わってくる、ということは想定しておくべきです。中には、子どもも家事の役割をしっかり持っている家庭もあり、10の家庭があれば10通りの生活があります。何か不都合が起きたら、その都度きちんと話し合うということも、とても重要です。    参加した高校生自身の目線で見た、家庭での両親の家事分担です。現在30〜50代の女性は仕事と家事の両方を担っている場合が多く、こうして数字にしてみると、女性の家事負担が大きいことがわかります。コメントコメント※参加高校生へのアンケート結果より一部抜粋

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