しんじょう市議会だより No130
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10H27.11.25 1.視察日程 平成27年7月23日(木)      ~24日(金) 2.調査事項(視察先) ⑴ 若者の定住促進策(宮城県栗原市) ⑵ 地方議会議員セミナー(宮城県仙台市) 3.視察参加議員(議席順) 小関  淳(代表) 遠藤 敏信  奥山 省三 ■所  感 「若者の定住促進策」 全国の地方同様、わが市も人口減少の勢いが加速している。このような状況下、栗原市では、積極的な若者の定住促進策を進めている。平成25年からの総合計画には「新たな7つの成長戦略」を掲げ、計画実現のために市の部署にも「成長戦略室」を設けている。その戦略室を核として各課との連携を図り、新たに定住促進の土台となる主要な施策や事業を充実させている。 移住促進、転出抑制策の具体的な事業として「くりはら婚活プランナー認定事業」「婚活促進事業費助成事業」、「婚活イベント実施事業」、「新婚生活応援家賃助成事業」、「住まいる栗原ホームサーチ事業」、「空き家リフォーム助成事業」、「若者定住促進助成事業」、「住まいる栗原シェアリングタウン事業」などを積極的に進めており、より有効な定住化策を目指し、庁内一体となり積極的に取り組む姿勢に好感を覚えた。 「地方議会議員セミナー」 現在、議会改革推進中である新庄市議会の一員として、さらに前進するため、「一般質問の役割と効果的な手法」「地域活性化のための議会の役割」「議員提案政策条例のポイント」などについて、元衆議院法制局参事である吉田利宏氏から講義を受けた。 極めて有意義な講義内容でした。常任委員会視察報告 1.視察日程 平成27年 7月13日(月)       ~15日(水) 2.調査事項(視察先) ⑴ 生活保護自立支援プログラム(北海道釧路市) ⑵ 若年層の安定化を図る施策について(北海道根室市) ⑶ 道の駅 摩周温泉(北海道弟子屈町) 3.視察参加議員(議席順) 石川 正志  小嶋 冨弥 佐藤 義一(代表) ■所  感 「生活保護受給母子世帯     自立支援モデル事業」 「自尊感情の回復」を大きな柱に据え平成16年から26年度まで生活保護自立支援事業を展開してきた釧路市を訪ね、視察を行いました。新庄市においても、稼働年齢でありながら生活保護受給者となってしまっている割合が21%と大きく年々増加傾向にあります。釧路市において平成15年当時、生活保護の母子世帯の割合は20%を超え、深刻な状況にありました。介護保険法の改正に伴い、ヘルパーが訪問介護の際、同行訪問という形で、関係機関と連携を取りながら彼女たちに就労の機会を与えるという事業内容でした。なお、就労時間中、子供は無料の一時保育に預けることがき、安心して就労できる環境も提供し、26名の方が自立する事ができ、内、18名の方が介護の資格を取り現在に至っています。起新の会穆 清 会

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