しんじょう市議会だより No130
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7H27.11.25一般質問一般質問りに取り組んでいきたいと考えています。◎障がい者の福祉タクシー券は、県内で最低の支給ではないか。80歳以上のタクシー券を復活させ、福祉灯油も充実すべきだ。増税と年金引き下げに苦しむ市民にあたたかな福祉を。市長 80歳以上へのタクシー券補助については、高齢者の足の確保という観点から市内交通網の整備も課題と捉えており、他の自治体の取り組みを研究する必要があると思われます。福祉灯油については今年度も実施する方向で考えていますが、今冬の灯油価格の動向を見極め助成金額を決定したいと思います。福祉サービスの拡大や復活等は、今後益々進む高齢化社会への喫緊の課題として捉えていますが、当面は現在の制度を維持していきたいと考えております。 ◎市立図書館は最上の中心市にある唯一の施設である。しかし、手狭であり、駐車スペースは10台ほどしかなく現状の運営には限界がある。このままでいいのか。教育長 図書館の駐車場は、障害者用の駐車スペースを含めますと13台と少なく、広げることはできない状況であるため、近隣の生涯学習施設の駐車場に空きスペースがあれば利用できるよう調整を図っているところです。また、図書館以外で図書館の本が手に取れるように、市内の施設において移動図書館を実施しており、その場で貸し出しも行っています。今後とも、指定管理者と協議しながら気軽に利用できる図書館となるようさまざまな工夫を行っていきたいと考えています。◎小中一貫校は、学校統廃合のためのもので、小学校高学年としての活動が保障できない。教師の多忙化に拍車がかかる。沼田小は、単独で早期改築すべきではではないか。教育長 小中一貫教育については、9年間の教育課程の中で子どもをよりよく育てるための手立てとして全国各地の自治体で取り組まれています。特に子どもの発達が2年ほど早まっていると言われ、思春期における様々な課題への対応や豊かな心づくりにも効果があるとされています。沼田小学校については築50年が過ぎていることから、早急に校舎改築を進めなければならないものと考えており、地域や保護者の方のご意見をいただきながら、市が進める小中一貫教育が実現できる学校づく◎「ふるさと納税制度」は、市民サービス向上に大きく貢献できる可能性がある。昨年度の寄付額は市が2,548万円で、最上町は2億4千万円と、大きな差がある。このことをどう捉え、今後どうするのか。市長 平成26年12月よりインターネットでの受付を開始、今年の4月からクレジットカード払いを導入したことにより寄付額が大きく伸び、今年度は3ヶ月で前年度一年間の寄付実績を超えていますが、寄付金額・件数ともに県内の他市町村と比べて差があるのも事実です。今後は、この制度を通して地元産品の一層の振興はもとより、新庄市や市の特産品の魅力をより伝えられるような方策を講じてまいります。小関 淳 議員市民の暮らしを少しでも豊かにするために佐藤悦子 議員学校統廃合ではない沼田小改築を

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