しんじょう市議会だより No.131
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H28.2.1011佐藤 悦子1.研修日程 平成27年8月24日(月)      ~25日(火)2.研修事項市町村議会議員研修会⑴ 人口減少問題と地方創生、講師:坂本誠(NPO法人ローカル・グランドデザイン理事)⑵ 共通番号制度の仕組みと自治体での取り組み、講師:白石孝(プライバシーアクション・共通番号いらないネット)⑶ 介護保険の問題、講師:日下部雅喜(大阪社会保障協議会)3.所  感①人口が減ったからと言って、自治体が消滅することはありえない。人口増加策ではなく、住んでいる人間を幸福にするための地域づくりこそが必要だ。②共通番号制先進国の韓国・米国では、成りすまし犯罪が増加し、社会問題化している。共通番号制ではなく、分野別番号制度の整備を検討すべきだ。③介護保険制度の目的は、高齢になっても尊厳が保持され、自立した日常生活に必要なサービスを給付することだ。現状は、重い家族の介護負担・介護費用、特養ホーム待機者52万人と人材不足による介護崩壊だ。高齢者の保険料・利用料負担は、限界を超えている。介護報酬の引き下げは、事業所の撤退縮小・働く人の低賃金化を招く。 平成37年にむけて、「給付の重点化・効率化・負担の適正化」が進めば、地域の介護基盤は整備されない。「住民主体の互助」がそれに代わることなど現実には困難だ。国への制度改正の要望が重要だ。叶内 恵子1.視察行程 平成27年7月16日(木)      ~17日(金)     7月24日(金)     11月9日(月)2.調査事項⑴ 地方議員研究会セミナー ◦地域活性化・地域課題解決など⑵ 地方議会議員セミナー◦地域活性化のための議会の役割など⑶ 元武雄市長樋渡啓祐氏講座「よりよい一般質問のために」3.所  感 平成7年以降、日本は地域政策を打ち出してきた。現在の地方創生政策は、国が補助金を付けることができる間に、地域が自立して持続可能な社会を作っていくことを促している。日本全体と特に地方の人口減少は止めることができない。しかし、新庄市を担う一人一人が楽しく幸福を感じて、ここで生きていくために、「内発的発展」を目指し官民一体となって同じビジョンを共有する必要があると実感した。会派に属さない議員 「権利は欲しいが面倒くさい義務は嫌だ」この様な主張をする若者も存在する中、18歳以上に選挙権を付与することがいよいよ始まります。 先だって、新庄東高の生徒達と語り合う機会を頂きました。 「面倒くさそう。よくわからない。部活忙しいなど。」多数を占めたのがこの意見でした。確かに現段階では仕方のない事でしょうが、今後、理解して貰いたい事は、義務と権利の比較をしっかりとして、大人になるツールとして有効に役立てていく事です。 今後も若者達に大いに期待すると同時に議員一同もっと切磋琢磨していかなければと感じた貴重な時間でした。今後は学校側の主権者教育にも議員一同で注目していきたいと思います。議会報編集委員 山科正仁18歳選挙権付与について 笑う門には福来るほほえみがイイ人生を招くというぞ この一年、 元気で明るく、じゃ行政視察報告

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