第132号 平成28年5月11日号
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11H28.5.11一般質問福祉など総合的に取り組んでまいりたいと考えております。◎都市マスタープランの20年間の計画期間が終了します。整合性が図られてこなかった上位計画や、市の様々な関連する計画との調整が関係課と検討がなされたのかお聞きします。市長 都市マスタープランにつきましては、今年度新たな都市マスタープランの策定に向けた調査業務委託を行う予定でしたが、来年度に山形県都市計画区域マスタープランの修正作業が行われることになり、この上位計画と市の都市計画マスタープランとの整合性を図る必要があることから今年度の調査業務委託を見送りしたところです。平成29年度に山形県都市計画区域マスタープランの都市計画決定にあわせて、新たな新庄市都市マスタープランを策定する予定であり、関係各課と調整を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。ズムやバランスのとれた食生活など基本的生活習慣の改善に向けて保護者に実態を伝えながら、学校と家庭が連携して子どもたちの健康づくりに取り組んでいるところであります。◎新庄ふるさと歴史センターは市民にとって観光施設としての役割がある。減少傾向にある有料入館者数の理由を捉えているのか。また、来館者増加の取り組みはどうであるか。教育長 有料入館者数の減少の理由として、市外からの団体客数が減ってきているのが第1の要因となっています。近年の旅行動向が団体旅行から個人旅行へと変わってきており、その流れが有料入館者数の減少に表れてきたと捉えています。今後の取り組みとして企画展とPRを充実させていくことが重要と考え、市のホームページを活用した情報発信に加え、市民向けには企画展のお知らせの充実、市外に向けては映像の配信を行っていきたいと考えています。さらに常設展示の見せ方を工夫し、解説板を充実させるなどわかりやすい展示に努めてまいります。◎格差社会が拡大し、特に子供の貧困が大きな社会問題になっております。子供には責任が無い訳ですので、子供の貧困の連鎖を断つ総合的な支援の取り組みについてお聞きします。市長 子どもの貧困対策としては生活の安定と子どもの権利擁護の二つの観点からアプローチが必要と考えています。低所得層の対策として、今年度から生活困窮者自立支援庁内連絡会議を設置し庁内を横断した総合的支援の体制づくりを図っています。また、市において低所得者やひとり親世帯に配慮した保育料の設定や就学援助事業など子どもに必要な教育、医療が受けられる施策を展開しています。子どもの貧困対策には、関係機関と連携して、雇用や教育、◎文部科学省の学校保健統計調査の山形県の肥満傾向児出現率は多くの学年で全国を上回る割合であるが、本市の実態は把握されているのか。また、その対策はなされているか。教育長 学校保健統計調査については県内抽出校の数値となっており、市における全ての小中学校の学年別・男女別の肥満傾向の数値は把握していませんが、小学校5年生、中学校2年生の数値は把握しています。小学校5年生の男子については全国と同じ結果となっており、中学校2年生の男子は、県や全国と比較して低い結果にあります。女子については小学校5年生、中学校2年生ともに県や全国と比較して高い結果にあります。各学校では規則正しい生活リ叶内恵子 議員新庄の種に希望の光を注ごう小野周一 議員子供の貧困対策について一般質問

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