第132号 平成28年5月11日号
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9H28.5.11一般質問一般質問利用計画の実現に向け、現在の進捗状況についてお伺いします。市長 現在の進捗状況ですが、農業振興の分野においては、エコロジーガーデン開園とともにオープンした産直・まゆの郷が年々売上を伸ばしている状況であり、また、農業に関わる人材育成事業としての若者園芸実践塾で多くの農業後継者を輩出しています。観光交流の分野では「キトキトマルシェ」、「環境芸術祭」の開催により観光や交流面での動きが飛躍的に拡大しているところです。景観保全の分野においては、平成26年度からエコロジーガーデンの全域を対象として歴史的建造物と周辺のランドスケープを含めた調査業務を委託しています。その結果を踏まえ、今後は利用計画の実現に向けた施設整備のための保存・活用計画を策定していきたいと考えております。おります。◎行政運営の効率化を図るといった観点から指定管理者制度を更に充実させていくために、委託料の段階的な引き上げが必要と思いますが、市長の考えを伺います。市長 市では平成17年度より指定管理者制度の活用を推進しており、現在22施設へ活用を図っていますが、委託料における人件費については、市として大きな課題として捉えています。制度導入時は、市の嘱託職員報酬をベースに考えていましたが、指定管理者には他の業務委託と違い、許可権限を含め施設管理や事業企画と広範な裁量権とその責任が課せられています。また、地元における雇用機会の創出と優秀な人材確保のためには給与水準を確保する必要があり、これまで同様、段階的に改善を図る考えであり、このため来年度の見直し改定を行ってまいります。◎LINEを使って子育て相談受付と、子育て関係情報の発信を始めました。履歴流出や、相談職員の仕事量の過多などの課題を解決していかれますか。市長 市地域子育て支援センターにおいて2月9日からラインを活用し子育て支援のための情報発信事業を開始したところです。インターネットを利用した事業であるため、市単独の専用回線を使用するなど利用者の個人情報保護・セキュリティー対策については十分に配慮して事業を実施してまいります。また、ラインという新しい業務が増えたこともあることから、今後、職員の配置や人員について検討していきたいと考えております。◎新庄エコロジーガーデンの◎農業の後継者確保と育成が喫緊の課題となっています。現行の若者園芸実践塾事業など見直しが必要と考えますが、市長の考えを伺います。市長 平成22年10月より若者園芸実践塾を開設し農業の担い手を育成する取り組みを行っていますが、見直しの時期に来ているのではないかと考えています。今後の方針として、先進的農業経営者として活躍している方々を対象に、就農希望者を受け入れ指導してもらえる方を募集し、その応募に基づき登録された農業経営者を主体とする(仮称)担い手育成センターを設立できないかを検討していきます。ただし、様々な課題がありますので、実情を充分調査・研究しながらよりよい制度設計を目指していきたいと考えて石川正志 議員後継者育成で持続可能な農業を!佐藤卓也 議員国内初!!LINEを使った子育て相談について

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