第133号 平成28年8月10日号
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3H28.8.10 新庄市にある活断層は新庄盆地・断層帯東部と新庄盆地・断層帯西部に区分され、新庄盆地断層帯東部は、新庄市から舟形町に至る断層帯であり、長さは約22㎞で、概ね北北東-南南西方向に延びており、東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。また、新庄盆地断層帯西部は、鮭川村から大蔵村に至る断層帯であり、長さは約17㎞で、ほぼ南北方向に延びており、西側が東側に対して相対的に隆起する逆断層です。地震発生確率は30年以内に東部では地震規模 マグニチュード 7.1クラス 5%以下であり、西部では地震規模 マグニチュード 6.9クラス 0.6%となっております。 活断層上に武道館・萩野児童センター・八向中学校・市陸上競技場と4つの市有施設が立地しております。武道館は今年度耐震工事を行う予定であり、他施設はいずれも耐震基準を満たしております。熊本の地震もあり、何時起こるか分からない地震に対し、近くにどんな主要活断層があり自分がどんな地盤の上に住んでいるか知っておくことが重要であり、日頃から非常用・防災用対策を備えておく必要が大切ではないでしょうか。 甚大な被害を被った東日本大震災、広島土砂災害、熊本地震を教訓として災害に対する防災への取組みの必要性を再認識し、市民の皆様への迅速な情報伝達を目的とした「新庄市デジタル防災行政無線(同報系)整備工事の請負契約締結」が議会にて可決されました。 これをもって着工となり、親局を新庄市上下水道庁舎に置き、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域を中心とした13地区に子局を20基設置することとなります。 市民の生活の安全性の向上に大いに期待します。◎地震に備えよう◎新庄市デジタル防災行政無線(同報系)整備工事の 請負契約締結 地震、雷、火事、大嵐︵親父じゃないぞ︶昔からの 4大災害に常に備えて おかねばのぉ。おおやじとぴっくす

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