20170210-135
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10H29.2.10 11月9日、山形県市議会議長会主催による議会報研修会が村山市を会場に開催されました。山形新聞社編集局整理部長・斎藤敏広氏による講演は、日常業務として新聞の記事づくりの経験に基づいたもので大変わかりやすいものでした。「事実をどう切り込み、どう伝えるか、読者の関心をいかに惹きつけ、手に取って読んでもらえるか、報道を担うものは誰しもそこに腐心する。」といった話は報道ジャーナリストとしての気概に満ちていました。「広報も同じで見やすく、わかりやすい表現に努めなければならないことや、読み手あっての紙面づくりが最も大事なこと。」といった基本的姿勢を改めて認識した研修会でした。今後の議会だより作りに役立てたいと思います。 叶内 恵子1.研修日程 11月12日(土)~11月14日(月)2.研修事項宮崎県綾町の研修会/主催NPO法人多摩住民自治研究所11月12日(土) 1.綾町沿革・概要研修11月13日(日) 1.第27回有機農業推進大会 2.町と村を結ぶふれあい広場 3.生態系農業による農産物の即  売会11月14日(月) 1.有機農業を支える関連施設の  見学 2.照葉樹林文化会館等見学■所  感 林業の衰退で「夜逃げの町」ともいわれ1960年には宮崎県内の一人あたりの農業所得が最下位。 野菜のほとんどは移入で、県下で最も成人病が多く国民健康保険会計の赤字克服が課題だった人口約7500人の町が、今では新しい生活スタイルを求めて移住者が増え、年間120万人の観光客を呼ぶ小さくても輝く自治体になった。綾町のまちづくりには大きく3つの特徴が見られる。第1は、自然生態系との共生を目指した各種政策の統合である。第2は、トレンドの先取りと各条例に基づく明確な目標設定による行財政運営である。第3は、自治公民館運動による学習・参加・自治である。行政の役割は、10年後・20年後という長期の視点から見て、住民がどのような生活を送るのか、或いはどのようなことを望むのかというトレンドを先取りし、10年後・20年後のニーズとなるような政策を展開すべきであるという視点に立っている。地域再生・地方創生は可能であるという実感を得ることができる研修でした。会派に属さない議員研修報告議会報研修会研修報告研修報告 ここは、雪が 降って当たり前の風土。忘れちゃ  ならんぞ。議会報研修会に参加して

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