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新庄市議会だより5一般質問H29.5.12◎「緑の循環システム」を推進するための支援をどのように考えているのか伺います。市長 大規模集成材加工会社と木質バイオマス発電用チップ製造会社の進出により、素材生産量や原木供給量は現在よりはるかに上回ることが想定されます。このことから、森林所有者が森林組合や市内林業事業体と連携を図りながら供給体制を構築していくことが重要となってまいります。木材価格の低下や代替わりにより、現在多くの森林所有者の森林を管理する意識や関心が薄れてきている状況において、緑の循環システムを円滑に運営するために森林経営計画の策定による森林組合等との施業の共同化や県の補助制度を活用した再造林支援を行ってまいります。◎森林活動による教育との連携によるふるさと学習の取り組みや地域活性を支える担い手育成の考えを伺います。教育長 小中学校、義務教育学校の教育課程において様々な形で環境教育(学習)が行われておりますが、より身近な地域について学ぶ「ふるさと学習」が各校で行われております。具体的には森林組合等から詳しく木の説明をいただいたり、専門的な知識を学んだり、体験などを通して森林についての興味・関心を持つ活動を行っております。今後もキャリア教育等の中で、環境に関する企業や農林大学校とも連携しながら進めてまいりたいと考えているところです。◎市民福祉を向上させるには、市のさまざまな事業を組み上げ、成果の出せる職場環境が重要となる。しかし、近年、体調を崩したり、中には亡くなったりする職員も出ている。法令では、労働安全衛生委員会の毎月開催が義務付けされているが、年に3回だけの開催だ。今後はどのようにして「いきいきと働ける職場環境」にし、職員の健康を守っていくのか市長 安全衛生委員会のこれまでの運用は、定期的な開催は年3回とし、特に審議する必要がある案件が生じた場合は随時開催するとしており、安全衛生や健康管理に関する情報について職員に伝えるなどしておりました。今後においては、毎月協議する機会を設け、職員の安全衛生・健康に関する情報と意見を交換する庁内組織として、一層充実した運営を図ってまいります。メンタルヘルスに関しては、これまでに安全衛生委員会で検討してまとめた「職場復帰支援プログラム」を再検討し、制度を高めていくことなどを考えております。さらに、研修に関しても各級の職員を積極的に派遣してまいります。今後においても、職員の心身の健康維持と職場の快適な環境づくりのための取り組みと、悩みを抱える職員の相談体制について、これからも一層充実させていくものと考えております一般質問今 田 浩 徳 議員小 関  淳 議員やまがた里山サミットとやまがた森林ノミクスの連携についてより良い市民の暮らしを支えるために一般質問

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