136gikaidayori
6/16

新庄市議会だより6一般質問H29.5.12◎県立新庄病院の移転改築が決まったことは、市民生活の大きな朗報ですが、地域の看護師不足が深刻です。市長の英断による看護師養成機関の開設手順、スケジュールを伺います。市長 看護師養成機関を開設するまでには、教員の確保、教育理念の検討、実習受入施設の確保、各種許認可手続き、施設の設計・建設と段階を踏んで進めていかなければならず、これまでの検討により準備段階から3年はかかると考えております。また、このプロジェクトにつきましては民間の力もお借りしながら、官民協働による体制で準備を進めていきたいと考えており、その中で、ある程度のスケジュールの目途が立ちましたら報告させていただきたいと思います。◎沼田小学校の老朽化対策と合わせて明倫中学区義務教育学校建築の事業が進捗しています。地域に寄り添い、保護者のお母さんの声もしっかり伺い、計画を進めて頂きたい。教育長 今年度策定した「明倫学区小中一貫教育校基本構想」に基づいて、来年度は基本計画の策定を行いたいと考えております。基本計画の策定に当たっては、推進委員会と同様に地域の方々や学校関係者から参加いただき、新たな策定委員会を組織しその中で協議を行ってまいります。その過程において、建築基本設計で進めていく施設や設備などのハード部分や、新たな学習指導要領への対応の研究につきましても、情報交換を踏まえつつ進めてまいりたいと考えております。◎リーマンショック前に比べ、市内総生産額の減少額は123億円です。その後の回復の兆しは見られません。その状況をどのように分析し、今後の地域経済活性化のための施策を展開していくのかお伺いします。市長 本市において、平成26年度の経済成長率は0.1%マイナスという結果になっております。製造品出荷額は回復の兆しが見られますが、雇用面における企業側の人材確保については厳しい状況となっております。市としまして地域経済活性化施策としては、中小企業、工業、商業の振興対策としての各種支援や、金融機関、信用保証協会と連携し中小企業等に対する制度融資などの経営支援を行っております。今後とも産学官金及び関係機関と連携を図りながら継続して支援してまいりたいと考えております。◎発達障がい等により、学校での学習が遅れがちな児童生徒の早期支援を行うために5歳児検診が必要と考えます。市の考えをお伺いします。市長「発達障がい」のある児童・生徒の支援や対応については、これまでも力を入れて取り組んできたところです。特に、乳幼児期から義務教育へ向けた支援が必要になってきますので、養護主事を配置して対応したり、民間施設の保育士から直接、保健師に連絡をもらい、今後の対応を相談できる体制をとっています。「発達障がい」への対応は、早い段階からの関わりが重要となりますので、出産後の赤ちゃん訪問に始まり、1才6か月健診、3歳児健診などで保健師が関わり、確認をしながら、保護者のメンタル的な支えを含め継続的な支援につなげています。今後におきましては、保育所、幼稚園、学校などと行政が連携し、導入時期を探ってまいりたいと考えております。一般質問小 嶋 冨 弥 議員叶 内 恵 子 議員住んで幸せを感じる市政に企業の元気は、まちの元気一般質問

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 6

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です