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新庄市議会だより8一般質問常任委員会視察人事案件H29.5.12◎測量遺産「塩野原基線」はやがて工事が進む東北中央自動車道と交差する。遺産の価値を減じないよう、国土交通省に働きかけをしていたのか。市長 塩野原基線は、全国で唯一、明治時代に基準点が設置された当時の4メートルの鉄の棒を使って距離を測ることができる貴重な測量遺産であると認識しております。この基線は市道昭和6号線上にあり、昭和一年度の東側で東北中央道の泉田道路と交差する計画となっておりますが、関係機関での協議において、基準点や基線の測量に支障がないことから測量遺産としては影響がないと判断されております。しかしながら、防雪柵等の道路付属物により見通しが遮られる可能性もあることから、今後、国土交通省と協議してまいりたいと考えております。◎特に高齢者への運転免許証の自主返納を促す動きがある。市として、返納者の足を確保するサポート策は考えているのか。市長 全国的に高齢運転者による交通事故が社会問題となっており、現在各地において運転免許証の自主返納という運動が少しずつ広がりを見せているところです。今後、益々高齢社会が進展していくことが予想されることから、運転免許証を返納した方を含めた交通弱者への対応として、公共交通網の整備を図って参りたいと考えております。今後策定される計画に併せて高齢者の運転免許証自主返納を促す施策の検討や、運転免許証の自主返納をしやすい環境を整備してきたいと考えております。一般質問遠 藤 敏 信 議員遺産の価値を減じないよう協議をしたか一般質問 3月17日の定例会最終日に同意した教育委員会教育長を紹介いたします。〔新任〕新庄市教育委員会教育長  新庄市大字鳥越     997番地の33高野 博 氏 3月3日の定例会初日に同意した人権擁護委員を紹介いたします。〔再任〕新庄市人権擁護委員  新庄市中道町13番地の5荒川 靜江 氏人事案件 2月9日、産業厚生常任委員会は9名の委員全員の参加のもと、現地調査を行いました。1、JA新庄市の資材倉庫での冬野菜の出荷場。ウルイ、ふきのとう(春音)が搬入されていました。部会長は「周年農業確立のため、力を貸してほしい」とあいさつの中で述べておりました。2、若者園芸実践塾を訪問。28年度は4名の塾生で事業を行い、当日はトルコギキョウの播種作業を行っていました。青年農業者の育成を目的に平成7年から16年までの10年間で、39名の塾生を輩出し、その多くが新庄市の中核的なリーダーとして農業に就いています。平成17年度に一時休止になりましたが、平成22年にエコロジーガーデンを拠点に現在の場所で再開しています。3、JA新庄・もがみ北部営農センターを視察。段ボール箱詰めにされた、ウルイ、たらの芽、ふきのとう、シイタケ、根みつば、わさび菜、春菊などが、栽培農家により搬入され、出荷を待っていました。 冬場、雪のハンディで農産物の生産は滞りがちでしたが、山菜の促成栽培などでの新しい展開が始まっていると思った次第です。産業厚生常任委員会 出荷施設を視察

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