20180213-139
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一般質問5一般質問◎H27年度28年度に計4回開催されたワークショップ形式で学ぶ新庄市協働セミナーにより何がどのように変わったのか、市の分析、総括を伺う。市長 このセミナーは、市民と職員が共に学ぶセミナーを通し、それぞれの協働に対する意識向上を図る目的で実施したものである。その中で出てきた課題は、地域課題を解決するための参考とさせていただいている。このセミナーには高校生も参加していたが、今後もさまざまな年代の方が参加できるような研修を実施しながら、市民と市が様々な分野において連携できる環境を整え、協働によるまちづくりを推進していく。◎中心市街地の活性化が市民の一つの大きな課題であると思う。昔かたりのみちの整備から約20年が経過し現存するシンボルロードの成果を総括する必要があると思う。如何か。市長 この整備事業は、市の地域資源である民話を題材としたモニュメント等を設置することで商店街を回遊する活性化のツールとして活用してきた。現在、そのシンボルとして生まれた市のイメージキャラクター「かむてん」を活用し、新庄市の魅力を発信しているところである。今後においても、各商店街でモニュメントやシンボルロードを活用した独自の取り組みに協力していくなど、商店街や商工会議所等と活用について話し合っていきたいと考えている。◎「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されたが、総じて全国、県平均を新庄は下回っている。これらについて教育委員会の見解を問う。教育長 教育委員会では、安定した学級経営の中で授業を進め、授業改善を図っていく必要があると考えている。そのため、次のような学力向上戦略を立て取り組んでいく。①児童・生徒の意欲につながる課題、学び合いのさせ方、思考力を育てる授業づくり等により授業改善を行う。②つまずいている問題を授業に活用しながら克服を図る。③教育委員会で各学校での改善点を確認し支援していく。④各学校において補充の時間を確保させる。⑤子ども達が目標を持って学ぶことが学習の意欲につながると考えるため、自分の将来について考える活動を取り入れる。 最後に、市の子どもたちのテレビやゲームをする時間が長いという課題があるため、家庭学習の奨励など家庭の協力も得られるよう啓発をはかっていきたいと考えている。◎テストの公表について前から点数の発表をしていない。なぜか。オープンな情報提供を問う。教育長 点数を公表するということに関しては、学校のほうで委縮してしまうということ、また点数のためのテストという状況になり、教師も保護者にも悪い影響を与えかねないと感じている。教育委員会としては、先ずは授業をいかに改善していくか、そして、子どもたちが授業が楽しいと思えるような授業をしていくということに力を入れていく考えでいる。叶 内 恵 子 議員小 嶋 冨 弥 議員一般質問H30.2.13教育長「学力向上戦略に取り組む」市長「地域課題解決のための参考に」全国学力テストの結果について協働のまちづくりは必要なのか?民話の里の起爆剤シンボルロード8月29日付 朝日新聞

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