20180511-140
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一般質問9H30.5.11一般質問石 川 正 志 議員山 科 正 仁 議員◎新庄市子ども読書活動推進計画の下、読書環境整備の一環で平成29年11月に、学校図書館と市立図書館の横断的蔵書検索と流通が可能なオンラインシステムが構築された。今後、市立図書館の司書を活用するなど運用面の強化を図る必要があると思うが、教育長の考えを伺う。教育長 新庄市子ども読書活動推進計画にある読書環境の整備をしていく上で、「学校図書館と市立図書館のデータベースと検索システムの共有化を図る」ということがあり、この度の図書オンラインシステムの運用となった。このシステムは、「市立図書館と学校図書館」及び「学校図書館と学校図書館」を結ぶものであり、市立図書館が中心になりながら、図書資源の有効活用や素早い情報提供が行われるものと期待しているところである。 現在、市立図書館の運営・管理は、一般社団法人とらいあの指定管理事業として行っている。職員11名の内、施設管理と事務補助を除く8名が司書、1名が司書補助として勤務しており、今年度は、専門的な知識と豊富な経験を兼ね備えた県内初となる認定司書も誕生しているところである。図書館の業務は、図書館法の図書館奉仕として、学校教育の援助や家庭教育の向上に資することに努めることとされており、学校・保育現場のほか関係機関との協力・連携を図りながら、本市における読書活動の推進を図ってきている。合わせて、新たに始まったオンラインシステムの運用も含めて更なる連携の強化につなげていく。◎林業産業推進により市内外の山林開発(伐採等)が進んでいるが、今後森林産業をどのように振興させていくのか。また、各所に大量に野積みされている材木等の環境面や安全面での対策、今後進む山林伐採と環境保全についての考えを伺う。市長 現在、県内はもとより東北地方の広範に対して木材需要は徐々に上昇傾向にあり、これまで停滞していた林業生産活動が活発化してきている。本市でも同様に森林施業が活発化し雇用も増えてきている。今後なお木材需要が増加することを想定し、国や県との連携を図り、また各補助事業を活用しながら森林所有者の負担の軽減に努めるとともに、適正な森林管理による木材生産の拡大を推進していく予定である。また、市内の各所に貯木場として材木を積んでいるが、国家資格を持った方が安全性を確保しながら積み方を行っている。また、貯木場に人が入らないよう業者に対して指導している。現在、市内にある貯木場を郊外の2か所に集約する計画を進めているが、今後においても安全面のことも含め指導していきたいと考えている。◎文科省から全国の学校施設の空調(冷房等)設備設置率が向上しているとの調査結果が公表された。当市の普通教室等への空調設置について、その後の検討状況を伺う。教育長 現在、平成33年度開校予定の明倫学区義務教育学校の整備について検討しており、その中において冷房機器設置についても協議している。昨年、市内各中学校での普通教室の温度調査を実施したが、その結果を踏まえて導入等の方向性を見出していく。並行して市内の他の小中学校及び義務教育学校の普通教室等への冷房機器導入についても、新たな事業として財政計画に基づき調整していきたいと考えている。市長「山林及び貯木場の適正管理を図る」教育長「オンラインシステムの運用に向けた更なる連携の強化」安全・環境維持表現力豊かな子どもの育成を目指して!国道脇材木在置状況

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