20180725-141
10/12

10H30.7.25総務文教常任委員会産業厚生常任委員会 6月14日(木)に総務文教常任委員会が開かれ、付託された案件について審査が行われました。 佐藤忠恕氏(1904年から1982年)は武蔵野市の図書館長や教育委員を務め、後に富士大学で司書の育成に尽力された方です。 佐藤氏の「故郷の青少年のために私財を役立ててもらえれば」という遺志にもとづき、夫人を通じて新庄市へ2000万円の寄付がありました。それをもとに昭和62年に設置されたものが本基金条例です。 以来、基金を活用し、調べ学習などの児童書を中心に6780冊の図書購入費に充ててきました。 所定の目的を達成したために廃止するものです。 今後は、佐藤氏のご遺志やご功績を図書館内に明示し、市民に伝えていくということです。長い間、市勢の発展に寄与していただいたことに、心から感謝いたします議案第39号「新庄市消防委員会条例の一部を改正する条例について」 6月15日(金)に産業厚生常任委員会が開かれ、付託された案件について審査が行われました。 審査に入り、委員からは、「この度消防委員の定数を1名増やすということだが、それはなぜ必要なのか」や「消防委員の中に市議会議員が5名いるが、なぜ市議会議員が必要なのか。市議会議員は、消防関係について議会でチェックして提案するという役目を負っているので消防委員に議員を入れる必要がないのではないか」の質疑がありました。 環境課からは、この度、消防委員の定数を増やすのは、消防、防災という観点では、まず警察や消防などの公的機関、地域を守る消防団、それから消防団が出動した後に町内を守る自主防災組織、その防災組織の立場から消防団に対する意見を反映していただくということで昨年、自主防災組織連絡協議会を設立しましたので、その代表者の会長を1名増員するものである。 また、昭和37年にこの消防委員会の条例が制定されたが、市の市政全般における消防行政へのあり方ということを審議していただくために市議会から5名を選出していただいている。今回の改正では消防委員を16名以内にするということで幅を持たせた形としている。消防委員の任期が2年ということで平成32年3月31日までとなっているので、それまでに様々な意見を頂戴しながら消防委員会の中で検討してまいりたいとの説明がありました。自主防災組織連絡協議会から1名増員 ―消防委員会員会が開催されました。常任委員会では各議員の視点から議案に対して多くの質疑や意見がました。ここではその主なものを紹介します。議案第38号「新庄市佐藤忠恕図書整備基金条例を廃止する条例について」ただよし委 員消防関係者市議会議員学識経験者定 数各5名改正前の消防委員の構成

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 10

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です