20181112-142
9/12

一般質問9H30.11.12一般質問清 水 清 秋 議員叶 内 恵 子 議員◎8月に降った豪雨が大きな被害をもたらした。それ等に対して市の対応、職員の市民から寄せられた情報に対して適切な対応は、なされたのか。市長 市民からの被害の状況や連絡があったものについては、緊急的なものは浸水箇所への土のう設置、冠水道路の通行規制、危険地区への避難指示と避難誘導などを行い市民の安全確保を行った。本合海の内水排水設備については、排水能力が追い付かず、国土交通省と最上広域事務組合の排水ポンプ車を手配し、更に市消防団の小型動力ポンプによる排水作業により浸水被害を最小限に食い止めた。市道への土砂流出対応は、歩行者及び車両交通の安全確保のため早期撤去に努め、8月10日までに概ね撤去を完了している。農地・農道等の復旧については、戸別の相談会を実施し細やかな対応を行いながら進めたいと考えている。◎政策提言は全議員の総意に基づいた重要な課題であり、温泉、道の駅構想には、市長の真意が問われている。もっと市民の声に耳を傾けるべきだ。市長 議会から提出される政策提言については、市としても重要な課題と捉えている。温泉施設については、市民の健康増進を図るために重要であると認識しており、提言も議会の総意として重く受け止めているが、市自らが温泉を経営するとなれば慎重な対応にならざるを得ないと考えている。また、道の駅は今年6月に基本構想を策定したが、建設のタイミングについては、現在、市が抱えている大型事業の平準化や高速道路がつながる時期の見通しなどから判断したいと考えている。◎芸術文化伝統を地域の活性化とするために芸術文化伝統を推進する部署を設置すべきではないか。教育長 本市における芸術文化の振興策は、まちづくり総合計画に定められている。「互いに学び高め合う生涯学習の推進と豊かな文化芸術の振興」の実現を目指し、「文化芸術の鑑賞や創作等に関わる機会の提供」を図りながら、これまで様々な事業を展開してきた。具体的には、市芸術文化協会との連携、新庄市芸術祭の開催など広く市民が参加できる文化活動の提供と支援を通し芸術文化の向上を目指している。また、感性豊かな人材の育成に努めるため、小中学校演劇・音楽鑑賞教室など優れた芸術文化の鑑賞機会の提供、音楽・演劇・創作などの幅広い表現活動、体験活動を行う「子ども芸術学校」の実施により、子どもたちが芸術文化の活動に参加できる場を提供するなどの事業を展開している。今後も、まちづくり総合計画の実現に向けて進むとともに、国や県と連携を図り、本市の文化芸術を通した地域の活性化も視野に入れながら文化芸術の振興を図りたいと考えている。現在、文化財や芸術については、社会教育課が担当している。芸術文化を、産業の振興を含めた形として、市全体としてどのように進めるのか検討は必要と感じている。芸術文化を生かした地域の活性化を豪雨がもたらした被害の対応、対策について

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 9

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です