20190213-143
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◎東北中央道新庄金山道路の起工式も終わり、本格的に工事が始まる事になった。道の駅について、今年6月に基本構想を策定し、事業着手の時期が来ていると思う。今後の見通しについて考えを伺う。市長 建設する規模や建設費、運営形態は、基本構想の次の段階となる基本計画の中で具現化することとなるが、基本構想では概算規模として約1・7から2・2haの敷地面積、概算工事費は約10億円から23億円と想定している。建設時期は、明倫学区の義務教育学校や看護師養成学校の建設など、市が抱えている大型事業の平準化や東北中央自動車道をはじめ新庄酒田道路、石巻新庄道路の進捗など、高速道路がつながる時期の見通しを踏まえ判断したいと考えている。◎まちなか循環バスについて、利用される人が少ないように感じられる。今後どのように改善されていくのか聞きたい。市長 まちなか循環線は、11月1日に運行を開始し、21日間で合計264名の方に利用いただいている。1回の運行当たりの利用者は1・57人で、乗車率は少ないと感じている。今後、より多くの方に利用していただくため、運休日を中心に町内会や老人クラブ、サロンなどでバスの利用方法の説明やまちなか循環線のバス車両の乗り降りを体験する「バスの乗り方教室」を計画している。また、現在のバス運行における課題を把握し改善策を検討するため、アンケート調査やバス車内での聞き取り調査を実施し、意見を広く聴きたいと考えている。◎新学習指導要領のポイントとして「主体的・対話的で深い学び」が掲げられている。新庄市において、図書資源を活用した探究型学習を進めていく上で、学校司書の配置が有効であると考えられる。教育長の考えを伺う。教育長 学校図書館への人的配置については、学校・家庭・地域の連携協働推進事業費補助金を活用し、地域コーディネーターとして市内の小中、義務教育学校に1名ずつ配置し、学校と地域との連携を図りながら、その業務の7割を学校図書館の整備の充実としている。県と連携した探究型学習では、児童生徒の探究活動のプロセスとして「課題の設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」を大切にしており、その「情報収集」「整理・分析」の部分で図書資源は重要な役割を果たしている。現在各小学校等において、各教科、総合的な学習の時間の活動の中で図書資源を活用した学びを深めており、2020年以降に予定されている新学習指導要領に基づく学習においても、学校図書館は大切な役割を担うこととなり、また関わる職員の役割も同様となる。学校司書等の配置は、多面的な角度から考えていく必要があり、どのような形の配置ができるかについても研究を進めているが、課題をさらに整理しながら、子どもたちの教育環境がより良い方向となるよう取り組んでいく。一般質問5H31.2.13一般質問石 川 正 志 議員奥 山 省 三 議員道の駅について教育環境整備、人への支援を!!

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