20191126-146
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◎医療福祉従事者の不足を解決する為には、市立看護学校よりも、給付型奨学金制度の充実や、人件費の引き上げの取組みが必要ではないか。市長 最上地域での医療従事者不足への対応として、不足している看護師の養成を図りたい。医師不足への対応も重要と考えており、最上地域保健医療対策協議会では医療従事者確保対策事業を行っている。看護師への奨学金制度については、現在行っている看護師育成最上地域修学資金制度を、看護専門学校開校後は入学生を対象とした制度とし、定住自立圏構想第2期共生ビジョンで協議したい。介護福祉士の不足については、10月からの介護報酬改定により介護職員処遇加算に加え特定加算が創設された。介護現場の全体的な処遇改善が職員の賃金改善に繋がっていくので、各事業所に申請を促していく。◎旧萩野小の跡地は、給食室を残し、集会所兼避難所として利用できる施設を整備していただきたい。萩野学園は川が氾濫したら行けないし、児童館は狭い。住宅の地域活動を支える公共施設は、地域づくりの要だ。教育長 旧萩野小跡地は近接する萩野児童センターが指定避難所であるため、新たに指定避難所を設置する考えは基本的にない。また給食室を集会場として再活用するべきか否かは跡地利用検討委員会での協議が継続しているので、動向を見守る。より良い跡地の利活用のため、関係各課と連携を取りながら全庁的に検討し、地域との合意形成を得て進めていきたい。R1.11.2610一般質問給付型奨学金制度の充実や人件費の引き下げの取組みを議員佐 藤 悦 子◎看護専門学校の指定申請等に向けて県との協議を始める以前に、申請に必要となる整理・準備すべき項目は何であるのか。また、それらの整理・準備状況と課題を伺う。県との事前協議はいつ開始するのか、またそのために今後必要となる議会手続は何であるのか。市長 看護師養成所の指定に向けた手続きとしては、まず設置計画書を提出し、承認された後に指定申請書を提出することになる。指定申請に必要な主な事項の整備状況としては、まず教員の確保については、今年4月から4名の教員を採用しカリキュラムの検討などを進めており、現在も募集している。カリキュラムについては、厚労省で看護基礎教育の見直しの報告がまとまるのを待っている状況である。実習施設については、どのような実習が可能か相談・協議中である。施設整備については、用地はすでに取得済みで、校舎についても必要な諸室はある程度決まっているので、敷地内での配置について、これからの設計の中で協議させてもらいたいと考えている。教育上必要となる備品については、選定に着手しているが、申請の直前まで検討を続けることになる。財政計画については、収入となる学費はご意見をいただきながら決めたい。また学生一人あたりの交付税措置もあり、残りが一般財源となるが、定住自立圏構想による交付税措置も活用していきたい。学生確保の見込みについては、30人は確保できると見込んでいるが、看護師を目指す人材の掘り起こしなどを実施していく。 県との事前協議については、申請内容が整うまでは事前相談と捉えている。検討した内容を申請書類にして県との相談を進めたい。施設整備に向けた予算措置や契約締結については議決をいただく必要があり、また施設の設置や名称などは条例で定める必要があるので、設置計画の承認後、指定申請書の提出に併せて条例案の審議をお諮りすることになる。建物ありきから内容の充実を優先に議員叶 内 恵 子一般質問山梨県富士吉田市立看護専門学校の夏休み中の自主勉強の様子663105

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