20191126-146
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一般質問R1.11.2611◎選挙公約を確実に実行するのが市民と約束して当選した市長の責任であり市民に寄り添った市政運営に努めることが大事であると思うが、4期目の市政運営について伺う。市長 市民の皆様との公約を実現することが、市長の責務を果たすことと認識している。公約の実現については、今後議員の皆様や市民の皆様の意見をお聞きしながら、実施に向けて課題を整理し対応していきたい。この公約は任期4年間に行うものとして示しているが、課題を整理し、可能なものから年次を示したいと考えている。市の重要課題としては、雪対策、雇用創出、子育て支援、高齢者支援、医療・福祉の自立、教育の充実などあるが、課題に真摯に取り組み、市民の皆様が安全・安心な暮らしができる、障がい者にもやさしいまちを目指し、公約を実現していきたい。◎本市が最上地域の農業振興の先導的な役割を担うため、生産振興体制の充実に対し、新庄最上地区の農協広域合併している広域行政単位の支援が急務であると思うが市長に伺う。市長 広域合併した新JAは規模も拡大し、ねぎなどの園芸作物の合計販売額は55億円を超え県内トップクラスとなった。農業施設の拡充と園芸を中心とした生産組織との連携に取り組んできた成果がスケールメリットとして発揮され、効率的で横断的な利用形態が可能となり、選択肢も広がり新たな部会員も増加している。新規就農者や担い手の支援も含め、安定した農業経営が持続するよう市町村間の連携が生産活動に直結すると認識している。さらに来年は全国ねぎサミットをこの地域に招聘し、一体となった生産振興を図っていきたい。4期目の市政運営について議員小 野 周 一◎現在、幾つかの部活動の廃部、又は廃部に向けての入部停止が始まっている中学校がある。昨年12月の県教育委員会の方針では「拠点校の部活への参加等、活動機会が損なわれないよう合同部活動等の体制づくりを検討する」とあるが、今後新庄市ではどのように考えているのか伺う。教育長 大幅な生徒数・教員数の減少は、部活動の運営・継続に大きく影響を及ぼすと捉えている。この現状を踏まえ、市校長会では「市内中学校等における多様な部活同等の在り方の提言」をまとめた。その提言を受け、市教育委員会として体育協会や中学校長などで検討会を開催し、部活動や地域のスポーツクラブなどの課題を共有し、今後の方向性について話し合った。これからも検討会を継続して開催し、先進事例を参考にしながら研究していきたい。今後は、部活動の拠点校方式なども想定されるのではないかと考えている。◎医療的ケア児、重症児への今後の支援、対策について伺う。市長 医療的ケア児の支援は全国的な課題であり、市内でもこうしたお子さんがおり親御さんが苦労されていることはお聞きしている。当地域で利用できる事業所が少ないのが現状だが、昨年度から法制化された共生型サービスとして、市内の介護事業所が医療的ケア児の受け入れを始めたり、隣接自治体の障がい者入所施設が医療的ケア児の一時預かりのサービスを始めたりといった動きが出てきている。また、県内4地区それぞれに、保健、医療、福祉、教育、行政など関係者が一体となってサポート体制を構築する、医療的ケア児支援連絡会が昨年立ち上がった。 多様化する支援ニーズ全てに対応するのは未だ困難な状況にあるが、親御さんの声に耳を傾け、関係事業所との連携を深めるとともに、こうした会議の場も最大限活用しながら、支援の充実に努めていく。未来を担う子供達の為に!議員佐 藤 文 一一般質問

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