20191126-146
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一般質問R1.11.267◎バス運行状況の検証による改正と改善点を伺う。市長 現在、まちなか循環線、土内線、芦沢線の3路線を市営バス路線として運行している。土内線・芦沢線は年々減少傾向にあり、まちなか循環線は利用が思うように伸びていかない状況にある。これらの状況を踏まえ、今年度から土内線・芦沢線の使用料金をまちなか循環線と同じ200円に引き下げ、一部フリー乗降区間を設けたほか、3路線共通の回数乗車券を導入するなどの利用促進策を講じた。新たな要望なども寄せられているので、利用されている方にはより利用しやすく、利用されていない方には利便性を感じ、新たな利用者になってもらえるような路線やダイヤ等の見直しが必要と考えている。まちなか循環線も、待ち時間を短くするため、増便や通勤・通学でも利用できるダイヤを検討している。◎公共交通空白地域への今後の対応策について伺う。市長 公共交通空白地域への対応は今後の大きな課題であり、形成計画でもデマンド型交通の導入について検討していくとしている。すでに導入している自治体の状況を確認しながら課題等の把握に努めており、どのような方法が市に合っているのか引き続き研究を行っていきたい。新庄市地域公共交通網形成計画の進捗と今後について議員今 田 浩 徳◎防災力の強化のために自主防災組織の立ち上げが急がれているが、その組織率をあげていくための市の取組みについて伺う。また今後の地域自治の在り方として、それぞれの地域課題を住民自らが事業化し解決していく一体型地域運営組織の導入についての市の考えを伺う。市長 市は組織率の向上のため出前講座や説明会を行っている。今後は、現在進めているハザードマップ作成事業などの説明会で、設立に向けた働きかけを行っていく。一体型地域運営組織の導入については、今後5中学校区単位の地域づくり協議会の設立により地域運営組織の形成を目指したい。今年度は区長のブロック研修会において地域課題の洗い出しを行い、潜在ニーズ調査・分析を実施した上で、協議会設立に向けての具体的な準備・検討をしていきたい。◎今後、導入予定の学力向上に向けた科目別スーパーバイザーの内容について伺う。教育長 科目別スーパーバイザーの設置は、子供たちの学習の弱い所を補う指導の力を教科別に専門性のある指導・助言者の力をもって向上させたいという学力向上対策の一つとして提案させていただいたもので、現時点では事業計画は具体化されていない。今後は、学力向上に向けた取り組みをどのような形で実施することが適当なのか、広域での事業内容や効果等を収集しつつ先進事例を参考にしながら研究していきたい。一人一人が輝けるまちを目指して議員山 科 春 美一般質問地域の拠点

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