20200212-147
7/12

一般質問R2.2.127◎市長は看護学校開設事業を強力に推進するという明確な意思表示をしていた。しかし、突然「断念」を表明した。『医師会の協力が得られない』ことを理由としていたが、『諸要件』という言葉に変わったのはなぜなのか。市長 これまで多くの関係者に支えられながら、地域の看護師不足の解消、若者の地元定着を目指し取り組んできたが、一番大切な機関である新庄市最上郡医師会からの協力が得られなくなり、これ以上開設に向けた取り組みを続けることは困難と判断した。県から看護師養成所の指定を受けるためには、関係機関からの同意が必要となるほか、非常勤講師の確保や実習計画にも大きく影響することから、諸要件を整えることが困難になったという趣旨であり、理由が変わったということではない。◎医師会の協力を得るためにどのような努力をしたのか。市長 医師会には、これまで随時、状況の説明を行ってきたところであるが、医師会という独立した組織での意思決定を行った。総合的に判断したと考えている。 関係機関である医師会との経過についてはこれまで議会に状況報告を行ってきたが、医師会としては予算案が可決されない状況では次の段階に進めないとのお話しをいただいていたので、市としては、予算成立に向けてこれまで取り組んできた。なぜ断念するのですか?議員叶 内 恵 子◎新庄最上地域の高校再編について 少子化に伴い、新庄最上地域の高校再編が進むと思われる。地域の将来を支えていく若者たちの人づくり、そして街づくりに大きく影響する。新庄市としての考えを問う。教育長 市としても、高校再編はまちづくりに大きな影響を与えるものと考えている。生徒数の減少による高校再編は、全国的・全県的な課題であり、やむを得ないところもあるが、再編に伴う教員などの学校関係者の減少など人口減少に拍車がかかることが想定されるとともに、閉校となる高校の施設または跡地の活用方法について課題が出てくる。県の「県立高校の再編整備に関する基本方針」では学級の削減方針が明確に示されているので、将来的な生徒数の減少を見据えた検討を行っていく必要がある。県から示される再編整備計画案などを注視しながら、市の政策との整合性や効果的な事業展開を図るための検討を的確に行っていく必要がある。◎看護専門学校開設断念に伴う諸課題について 10月7日市長から突然の開設断念発言、市報では「中止」としている。その意図は何か。また、市民の目は大変きびしい、人と予算をかけ8年間引っ張ってきた責任はどうか。市長 これまで多くの関係者に支えていただきながら事業に取り組んできたが、一番大切な機関からの協力が得られなくなり、設置に向けた取り組みを続けることは困難と判断し、設置を断念することとした。事業としては途中で止めることになるため、「中止」という表現が適当であるとし、市報でお知らせしたものである。新庄最上地域の高校再編 どう対応するか議員八 鍬 長 一審議された議案議員の賛否請願の結果チョイス一般質問行政視察報告議会報告会

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 7

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です