20200212-147
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R2.2.128一般質問◎本市では、今後、新庄小中学校を施設一体型の一貫校にする計画を公表。また本合海小、升形小、八向中について学校統廃合の方向に向かおうとしている。小規模校こそ個に応じた豊かな学力を保障してきているのではないか。小中一貫校では、小六の意識、中一の自覚を持たせられない。小・中それぞれの発達段階を保障した教育実践がしにくくなる。教育長 本市の教育の柱として「小中一貫教育」の推進を掲げ、9年間の継続した指導により「個」を大事にする情操豊かな人間性あふれる新庄人を育む教育を実現していくことを目指している。その柱をもとに、新庄市立学校施設整備計画では、今後の学校施設の整備においては各中学校区に小中一貫教育校を整備することを基本に進めるとしている。なお、八向中学校区については、構成3校の小規模義務教育学校、新庄中学校区義務教育学校への合併、新庄中学校区及び日新中学校区義務教育学校への分割合併の案を示しているが、その方向付けへの協議に相応の時間が必要と考えられることから、構成3校については、主に長寿命化を図る計画である。小中一貫校の教育効果については、開校5年目となる萩野学園から様々な成果が報告されている。主な内容としては、4|3|2のブロック制による中1ギャップの解消、9年間の縦のつながりを重視した異年齢交流による社会性の向上、中期ブロックからの教科担任制による専門性を生かした教育の充実などが挙げられる。義務教育学校のよさである9年間を見通した教育課程を編成することにより、これまでの小学校と中学校の教育文化を統合させながら、連続性と一貫性のある教育活動が行われている。小中一貫・学校統廃合はやめるべき議員佐 藤 悦 子1.視察日程 令和元年11月5日〜7日2.視察内容と視察先 ①廃校校舎利活用の経緯、地域の教 育資源を活用した学習について (広島県江田島市) ②レセプトのデータベース化導入に よる国民健康保険、保健事業の取り 組みについて(広島県呉市) ③空き家再生プロジェクトの取り組 みについて(広島県尾道市)3.視察参加議員 山科正仁(代表)・佐藤卓也・ 髙橋富美子・佐藤文一4.所感 江田島市の「さとうみ科学館」は、町制45周年記念事業として「大柿町海辺の生き物調査団」が発足、身近な生物を調べていく中で自然に親しみ、自然に学ぶ活動を行って来た。記念事業は期限付きだったが、今後も自然体験活動を継続、活用する為、廃校となった旧堀江小学校校舎で運営しているとの事。新庄市内にも廃校予定の校舎がある。環境面、コスト面からみても、利活用出来る校舎は十分にあるように思える。次に、呉市における保健事業の取組みについて、これには、レセプトのデータベースが必要不可欠との考え方だった。医師会、薬剤師会、コストの問題等、様々な課題点も数多く上げられた。最後に尾道市の空き家再生プロジェクトについて、空き家再生の内容はというと、まちづくりが考え方の最初にある。というのが特徴的だった。ここにはこういう物件が必要だ。だからここの空き家をリフォームし売り出す。的な考え方。多少の先行投資は必要なのかもしれない。現在は、若い夫婦も増え、子供達の遊ぶ声も聞こえる様になったという。1.視察日程 令和元年7月10日〜12日2.視察内容と視察先 ①北陸新幹線開業による経済効果に  ついて(石川県金沢市) ②婚活支援、定住・移住対策と小規  模多機能自治の推進について (富山県南砺市) ③在宅医療・介護連携体制推進事業  について(富山県高岡市)3.視察参加議員 小嶋冨弥・石川正志(代表)・山科春美行政視察報告市民・公明クラブ起新の会審議された議案議員の賛否請願の結果チョイス一般質問行政視察報告議会報告会

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