20200212-147
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R2.2.1294.所感 北陸の中心都市の金沢市はH27年の北陸新幹線の金沢開業より入込数が1千万の大台を超えたとの事。人口も歴史も当市とは大きな違いはあるが、地域の伝統や歴史に誇りを持ち金沢の良さをPRして行こうという気迫が町全体から感じられた。当市も誇るべきもの(自然・食べ物・新庄まつりetc)が沢山あるのでPR力を向上して行けたらと感じた。南砺市の「南砺で暮らしませんか!(課)」という課は、婚活支援、定住・移住対策を行う課。ワンストップ窓口体制での対応で好評を得ていた。また婚活支援を支える「婚活応援隊 おせっ会さん」は仲人さんのように縁結びの大きな役割を果たしていた。高岡市の地区包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことが出来るよう、総合的支援を行う機関として、地元「医師会」からの全面協力のもとシステムが構築されていた。当市の地域実情にあった施策を打ち出すための大きな参考となった。1.視察日程 令和元年7月23日〜25日2.視察内容と視察先 ①新しい「農」と「食」のプロジェ  クト(徳島県神山町) ②サテライトオフィスプロジェクト  事業による定住促進、人口増加事  業(徳島県三好市) ③観光協会による移住、交流事業 (徳島県阿波市)3.視察参加議員 奥山省三(代表)・新田道寛・ 下山准一・今田浩徳・押切明弘4.所感 徳島県内の3つの地域を中心に定住促進、移住交流事業について視察したが、高齢化、人口減少が進み地域が衰退していることが感じられた。東京、大阪に本社が有る会社の支店を地元に開設して地域に活力を取り戻す、この事業は、徳島県内では5市に31社が進出し、27年度で56名の地元雇用を創出している。公設民営方式の光CATVを全県域に整備し、全国屈指の高速ブロードバンド環境を実現したことによる効果が大きいといえる。オフィス開設、運営費用への補助などの支援も充実している状況である。地方における安定した雇用の創出、地方への新しい人の流れをつくる点では画期的な事業といえる。東北ではこの事業に対する関心が低いというか気候等の関係もあると思うがまだまだのようだ。このような事業が展開できるのは国、県、自治体、さらに地域の住民が一体となって、取り組まなければ出来ないことだと感じた。1.視察日程 ①令和元年8月8日〜9日 ②令和元年8月18日〜19日2.視察内容と視察先 ①川崎市立看護短期大学の視察 (神奈川県川崎市) ②山梨県富士吉田市立看護専門学校  の視察(山梨県富士吉田市)3.視察参加議員 八鍬長一(代表)・叶内恵子・小関淳4.所感 富士吉田市立看護専門学校 開設から現在の運営状況について 富士吉田市は、富士山の山梨県側の裾野に位置する人口4万9千人の市である。新庄市が計画した養成学校と同じ3年生の看護専門学校を平成8年4月に開校している。開設にあたっては、①市立の病院を持っていることから看護師の確保対策が必要だったこと。②地元医師会との連携がうまくいっていたこと。③県の医療計画と合致し、県からの支援・補助(現在 年2千3百万円の補助金)があったことなど、条件が整っていた。開設時の定員は一学年50名で総定員150名でしたが、現在は首都圏の看護大学との獲得競争もあり115名となっている。学校経営に係る平成30年度決算では、歳入金は2億1千9百万円 うち一般会計からの繰入金は1億7千万円、県補助金2千3百万円となっている。学校敷地2万㎡の中に3階建ての校舎と体育館、そして無料駐車場。新庄市の計画はこれでいいのかと考えさせられた。絆の会勁草21審議された議案議員の賛否請願の結果チョイス一般質問行政視察報告議会報告会

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