20200512-148
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10R2.5.12審議された議案議員の賛否請願の結果人事案件予算特別委員会一般質問視察報告議会報告会◎新庄市の製造品出荷額は年600億円。2つの工業団地で働いている人は2千2百人。新庄中核工業団地は残り一区画しかない。働く場の確保のために早急に工業団地の整備又は拡大が必要と考える。市の取り組みを伺う。市長 高規格道路網の整備進展などを背景に、新庄中核工業団地においては平成24年度以降毎年度1件以上の新規の用地売買契約が締結されており、未分譲用地はО区画1つを残すのみである。また、横根山工業団地は平成2年に分譲を完了している。近い将来、企業に紹介する工業用地が皆無になる可能性を踏まえ、新たな工業用地整備の方向性をどのように定めるか、喫緊の課題と認識している。昨年12月に関係各課の担当者による新工業団地検討会議を開催し、◎県立新庄病院改築に伴い、市が責任を負う環境整備が必要だ。駅から新病院までの歩道整備や隣接する東本町の道路整備について伺う。市長 新庄駅東口交通広場から病院までのアクセスは国道以外に歩道は設置されておらず、現道路幅員も狭い状況である。病院開院後の歩行者通路の状況を確認し、歩行者の安全確保対策について必要に応じ検討していきたい。 また、市としても東本町の道路の混雑状況は把握している。今後整備される国道、県道を含めた交通量の変化を確認し、必要な対策を検討していく。また、商業施設と病院の直接の接続については、利用者の利便性も考慮した上で必要に応じて県と協議していきたい。◎国では、低速で環境にやさ私有地の活用や民有地等の取得の両面から検討に着手しているので、方向性が整い次第、お示ししたい。◎温泉の開発について。市民の健康寿命を延ばすためにも憩える温泉の開発が必要ではないか。市長 温泉を軽視しているわけではなく、行政がどこまでやらなければならないか研究が必要ということである。これまで、奥羽金沢温泉にも様々な交渉経過があった。また、一昨年には買いたいという業者が来て紹介させていただいたが、進展がなかった。様々なご意見をいただいていることは確かである。温泉事業を展開する方々と健康づくりについて話をする機会もあると思うので、決して市民会議を設置しないのではなく、当面の間、設置を見合わせていただきたいということである。しいグリーンスローモビリティの普及を推進している。観光客の周遊手段として有効と思うが、市長の考えを伺う。市長 高齢者の移動手段や観光客の移動手段の確保という観点から、グリーンスローモビリティは有効とされているが、時速20㎞未満で公道を走行することから他の車両への影響が最大の懸念である。安全性の確保の観点から、交通量の多い幹線道路や道を譲るための待避スペース等がない道路等には向いておらず、さらに冷暖房がないため夏は暑く冬は寒いなどの特徴もある。そのため、導入について検討する際は、導入済みの市町村の状況等を十分踏まえるとともに、警察等の関係機関と調整を図る必要がある。 今後も市民の皆様や関係機関とともに、グリーンスローモビリティも含めた様々な公共交通手段の中から、本市に適した方法を検討し、より利用しやすい公共交通の確保に努めていきたいと考えている。働く場の確保 工業団地の整備・拡大を安全・安心な移動手段の確保八鍬長一 議員石川正志 議員一般質問

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