20200512-148
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11R2.5.12審議された議案議員の賛否請願の結果人事案件予算特別委員会一般質問視察報告議会報告会◎本市が一貫して取り組んできた行財政改革の成果を伺う。市長 成果としては、それまで全てを行政が担っていた公共サービスの提供のあり方を見直し、指定管理者制度の導入や保育所の民間への移行、神室荘の民営化、学校給食の委託などを進め、民間のノウハウを幅広く活用しながらサービスの維持・向上を図ってきた。 また、財政運営においては様々な収納対策等の歳入確保の強化を図ってきた。平成27年度からは、将来を見据えた財政運営の指針となる中期財政計画の策定し、見直しを行いながら、安定した財政運営に取り組んでいる。 組織体制については、行政需要に応じて、課・室の統合を行い、課内をフラット化することで意思決定のスピード化と臨機応変に対応できる体制をとっている。 人材育成については、市の施策を進める上で最も基本的かつ重要なものと捉えている。そこで、市では新庄市人材育成基本方針に基◎新庄市では子育てしやすい環境整備をどのように行い、充実を図っていくのか。また県では、産科セミオープンシステムを運用しましたが、どのように妊婦の利便性の向上や出産環境整備を図るのか。市長 第2期新庄市子ども・子育て支援事業計画では、子ども・子育て支援新制度関連事業や第3子以降児童保育料免除事業、発達に課題を抱えている児童やその保護者、保育施設等を支援する乳幼児期からの特別支援活動事業など、様々な観点から子育て支援を行なっていくとしている。今後も計画に沿い、見直しを行いながら、さらなる推進を図っていく。また、令和2年度からは新規事業として「第2子児童づいて、新庄市人材育成推進プランを策定し、研修を通じた人材育成に取り組んでいる。研修を通じて自己研鑽を重ねることで、時代の変化を読み、市民のニーズに沿った政策の立案や市の未来を切り開く能力を身に付けられるような人材育成を図っている。◎行財政改革によって行政と住民関係及び行政内部はどのように変革したか。市長 行財政改革を進めるにあたって、中長期的な視点と市民の方のご意見や考え方をどのように反映させていくのかが重要な点になるが、市民の方で構成する新庄市行財政改革市民委員会の委員の皆様のご意見をお聞きしながら、行財政改革大綱を進行管理していくことが肝要であると考えている。このたび、委員会より「次期新庄市行財政改革大綱の策定に向けた提言」をいただくことになっているので、その内容を重く受け止め、次期行財政改革大綱に反映することでまちづくり総合計画に実現に向け進めていく。◎行財政改革は何を目的として取り組んでいるのか。市長 行財政改革については、長年取り組んできた。その目的としては、市民の方の満足度を上げる点と考えている。◎自治体職員の仕事に対する満足度と住民満足度は相関する。職員の満足度を考える機会が必要ではないか。市長 職員一人一人がどの程度満足しているかという部分の一斉の調査を行っていないが、異動希望調査の中で、今の現状の仕事についての感想というのは提出のあった職員分については把握している。保育料半額免除事業」や「病児保育事業利用料助成事業」等を実施し、働きながら子育てしやすい環境の整備を行なう予定である。老朽化の著しい公立保育所2所についても、修繕を行いながら、立て替え等の検討を行っていきたいと考えている。 また、山形県の産科セミオープンシステム導入モデル事業が、最上地域では今年の1月20日からスタートした。妊婦健診は自宅や職場からの通院が便利な近くの診療所等で、出産は設備体制が整った総合病院の分娩施設でということをコンセプトとして、診療所等と分娩施設が連携して妊婦の利便性の向上と安心安全な出産環境の整備を図るものとなっている。なお、最上地域では県立新庄病院、三條医院の2つの施設で実施されている。このシステムを利用するには、妊婦の診断を受けた医療施設が発行する「共通診療ノート」を持参し、各種診察を受ける流れとなっており、これまで以上に安心して出産できる取り組みとなっているのではないかと考える。なお、周知活動については不十分な点もあるため、すでにテレビ等でも放送されているが、市としてもPRに努めていきたい。一般質問行財政改革は市民を輝く笑顔にしたのか子ども・子育て環境の充実UPへ叶内恵子 議員佐藤卓也 議員 外で元気に遊ぶ園児たち 外で元気に遊ぶ園児たち

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