20200512-148
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6R2.5.12審議された議案議員の賛否請願の結果人事案件予算特別委員会一般質問視察報告議会報告会Q.老朽化が著しい2つの市営保育所において園児に快適な保育を受けさせるべき施設の現状と優先する修繕について伺う。A.中部保育所については、屋根の修繕が必要ということで、屋根全体を防水シートで覆うといった大掛かりな工事が必要になると考えている。泉田保育所についても、全体的な老朽化もあるが、今抱えている課題の大きなものとしては、平成29年度に浄化槽を工事したが、その後も時折、悪臭がするといったような訴えを受けており、今後も対応を考えていく。この度の修繕料の中には、主に現場からの緊急的な修繕に対応するための経費や畳を新たに製造し、交換するものも2所分、計上している。他に泉田保育所のすべり台の修繕などが含まれている。Q.リサイクルの推進は地球温暖化防止のため重要な施策である。参加団体の数と回収量はどうか。また課題は何か。A.リサイクルにこにこ運動については、団体数は大まかなところで平成25年は145団体、平成30年度は143団体。資源の回収量については、一例を上げると紙類だと平成25年で1144トン、平成30年度で828トン。回収量はかなりの減となっている。昨今のペットボトルを含めた中国での引き取り金額、引き取り量も下がっているという現状であるが、業者に回収を依頼し、維持していきたいと考えている。Q.「高齢者運転免許自主返納支援事業」は、運転免許を自主返納した方への高齢者の外出に関する支援だと思うがその具体的な内容は。A.4月1日以降に免許証を返納した年齢が70歳以上の方に、バス券あるいはタクシー券、一人2万円相当の券を1回だけ交付する。運転に自信がない方、危険を感じている方が免許証を返納しやすくなる制度である。高齢者が加害者となる交通事故を、少しでも減らせることになるのではないかと考えている。Q.高齢者運転免許返納でバス券やタクシー券の配布とのことだが、自動ブレーキ車への補助金についての考えはないのか。A.急発進の抑制装置、免許返納どちらが良いということではなく、まずは免許返納の方に取り組んでいく。その後、急発進の抑制装置や今後開発される様々なメニューについて勉強・研究していきたいと考えている。Q.少雪により猪などの鳥獣が増えると予想できるが、対策はどのように行うのか。A.有害鳥獣の駆除については猟友会に依頼している。今年は特に少雪ということで、今までは越境してこなかった動物が今年はかなりの数が越境してくるのではないかと考えられており、特に山形県で懸念されているのが、カモシカと猪である。年度をまたいで猟友会の方と連絡を密にして、早め早めの取り組みをお願いしていきたいと考えている。Q.条件のハードルが高いため見送る事業者が多い。利用拡大のためにも取り組みやすいところからの支援を考えてはいかがか。A.国の考えは規模拡大、法人化への取組を推進する一方、中山間地域においての兼業農家が地域にとって重要な役割を担っているとの見解も示し始めている。地域コミュニティーの中で、その地域の農業が持続可能なものとなっていくよう改めて担い手の育成に取組んでいきたいと考えているので、関係機関、団体等と協議、情報収集を行いながら取組みやすく活用しやすい補助、助成があるかを含め検討していきたい。Q.今年度、長寿命化部分で交付率は65・2%だった。来年度の事業に影響はないか。A.長寿命化事業については、今後の農政に大きく関わる重要な事業と捉えているが、県の大枠の予算の中で交付決定額が決まるため、今年度の長寿命化事業については申請額の65・2%という交付決定にならざるを得なかった。農林課としては、今後4年間継続して行う事業でもあるため、国や県の予算の動向に注視しながら35組織の方々との連携を密にし、活動しやすい事業計画づくり等に早い段階から取り組んでいただけるようお知らせしたい。Q.当初予算に、市単独部分が増額されている。基本的な考えを伺う。A.令和2年度については長寿命化に関しては昨年度比で2・5倍近く予算化計上させていただいている。例年の事業計画よりも大幅に路線の改修が可能になるということで、市民の皆さんが不自由なく道路を利用していただくために有効に活用していきたいと考えている。道路新設事業の中にある泉田二枚橋線の防雪柵の設置工事についても、これまで国の交付金を活用した事業展開であり、国の交付内示によって、中々計画がつかめない状況のまま進んできたところだが、この度、例年どおりの交付金事業にプラスして単独事業費2500万円程計上しており、市の計画に沿った形で進捗できる状況になるかと考えている。Q.定住施策の一番大事な雪対策の流雪溝整備事業に初めて市単独費が計上されたが、整備率が53・59%と低い。雪対策基本計画の見直しを図るべきである。A.流雪溝の整備については、大きく2地区について計上している。沖の町・中山町地区、もう一つが県と共同の事業を行っている金沢地区。これまで国の交付金をベースに事業を行ってきたところだが、令和2年度から市の単独の費用を計上し、より計画的に進められるように準備している。また、第2次雪総合対策基本計画についても、令和9年までの計画で現在進めているところではあるが、現在進めている流雪溝事業の次期計画として、桧町・川西町地区を計画しているところであり、それを見越して早めに見直しに向けての着手を考えていきたい。環境衛生費リサイクルにこにこ運動奨励金担い手総合支援対策事業費多面的機能支払交付金流雪溝整備事業費泉田二枚橋線整備事業費保育所費 修繕料交通安全対策事業費

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