議会だよりNo
10/12

10R2.11.12一般質問◎住民が自主的に取り組む地区防災計画の策定に関する本市の支援について伺う。市長 地区防災計画制度は、大規模災害の発生時には共助が重要であることから、地域防災計画に基づく防災活動と連携し、共助の強化を図り、地域の防災力を向上させることを目的に創設された制度である。地域に最適な計画を自主防災組織や自治会等が主体となって策定することは、地域の共助である自主防災を改めて考えるきっかけとなるので、地区防災計画制度は推進しなければならないと考えている。今後、市の自主防災組織育成事業に加えて県自主防災組織強化推進事業を活用し、各自主防災組織や自治会◎食育および地産地消の市の基本理念について確認し、食育・地産地消推進の取組みによって、本市と市民の生活、意識についてどのような将来像を持っているか伺い、又推進計画には「安全安心な農作物」という文言があるが、その定義を明確に検証できる具体的な基準はあるのか。又学校における食育推進の成果を確認する。市長 新庄市食育・地産地消推進計画では、「しっかり食べて健康づくり 地域の恵みでまちづくり」をスローガンに、健康で住みよいまちづくりの実現に向けて取り組んでいる。幼少期から食に関心を持ち、食の楽しさを知り、毎日食べられることへの感謝の心を育む。望ましい食生活を身に付け、日々の食事が健康に過ごすための基礎となる。に周知するとともに指導や支援に努め、普及を図っていきたい。◎マイ・タイムライン(自分の防災行動計画)の作成が必要と考えるが本市の対応を伺う。市長 マイ・タイムラインは市民一人一人の行動計画であり、地震や大雨の水害等が発生した場合の自らの防災行動を時系列的に整理してまとめ、避難行動のチェックリストや避難判断材料として活用することで逃げ遅れないという効果が期待される。本市でも平成30年8月豪雨と今回の7月豪雨で甚大な被害を受けているので、自分の身は自分で守るという意識を強く持ち、非常時の防災行動の点検に、マイ・タイムラインは大変有効だと感じている。地域防災力向上のためにも、市の自主防災組織連絡協議会や市の防災士会の協力も得ながら、出前講座を拡充するなど、周知や作成支援をしていきたい。四季折々の地域固有の農産物を知り、郷土料理が継承されていく。様々な機会を捉えてこの理念の市民生活への浸透を図っていく。また、安全安心は、第3者機関の認証により示される。様々な基準の段階があるが、消費者の意識の高まりに応えられるよう、生産者への情報提供に努めていく。教育長 学校では、児童生徒に「食に関する知識」「食を選択する力」「望ましい食習慣」を家庭や地域と連携しながら身に付けさせ、健全な食生活を実践できるよう育むことを目的に食育を進めている。食事の重要性等の指導のほか、地元の食材を使い地域の伝統食を献立に取り入れ、食材等への理解や生産者達への感謝の心を育んでいる。食育の成果は、単に数値のみで判断することは難しいと思うが、食育の生きた教材となる学校給食の充実を図り、より一層の地産地消を進め、知・徳・体の調和ある人格の形成を目指す教育の基盤としての食育の推進に努めていく。一人一人が防災意識の向上を食育・地産地消の取り組みについて髙橋富美子 議員叶内恵子 議員審議された議案議員の賛否常任委員会人事案件決算特別委員会の審査一般質問 農林水産省 令和元年度食育白書より

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