議会だよりNo
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8R2.11.12一般質問◎マイナンバーカードの普及率は全国的に低いようだが、当市におけるカードの普及状況や利活用の範囲についてどう考えるか。また、メリット、デメリットについても伺う。市長 マイナンバーカードの本市での交付件数は、7月末日現在で4327枚、取得率は12%である。交付件数は増加しており、来年3月からは健康保険証として利用開始予定のため、徐々に普及するだろう。なお、市民課の窓口では本人確認のできる身分証明書として利用している。住民のメリットは、電子証明書を利用したオンライン申請が一部可能になったこと等である。デメリットは、オンライン申請のみの制度の場合、申請方法の理解に時間がかかる場合がある等である。今後も情報セキュリティ対策に万全を期◎新庄市には、沢山の地域資源が多くあり、その1つに陣峰市民の森がある。市民の方への認知度や利用者向上への取り組みを伺う。市長 陣峰市民の森は、芝生広場やひょうたん池、陣峰ラインを含む歩道があり、山頂の陣ケ峯では鳥海山、月山はもとより市内を展望できるが、近年あまり利用されていないのが現状である。農林事業では中学生に森林学習等を開催しており、施設が常に良好な状態で利用できるよう環境整備を行っている。今後はより多くの方々に利用いただけるよう、情報発信や活用方法について観光部門と連携して取り組みたい。教育長 子ども達にとって、自然と触れ合うことは非常に大事であり、市内の資源を知り地域で自然に親しむことはすとともに、マイナンバーの適切な取り扱いに努めていく。◎「高齢者の通院・買い物支援と雪処理に関する意向調査」のアンケートで「移動支援サービス」の利用意向希望者が多いようだが、その現状を踏まえどのように考えるか。市長 移動支援サービスの利用希望者は、65歳以上の回答者全体の27・4%であり、特に高齢者の方は運転免許証返納後に利用したいという回答が多かった。今は対応できても、将来を考えると不安な方が多い表れではないか。また、移動支援サービスを提供する団体に協力できる方や興味のある方も想定以上で、この力を借りて地域住民が相互に支え合う仕組みを構築したいと思う。今後、地域の方々と話し合いながらニーズに合った仕組みづくりを検討していきたい。 大切な機会である。今後は、パンフレット等を学校で活用し、認知度を上げることもできるのではないかと思う。◎健康づくりにおける課題と共にウ※ ェアラブル機能を活用し、フ※ レイル対策を行ってはどうか。市長 市民の健康増進への意識は以前より高まってきているとは感じているが、多くの方は行動変容にまで至っていない。自ら実践するためには、健康づくりの取組が「楽しく、心地よいもの」として、自然と取り組みたくなる環境づくりの視点が必要と考えている。ICT機器の活用は検討しなければならないと思うが、特に高齢者へのICT機器の浸透、理解の度合いなどの懸念もある。今後他市の状況等も確認しながら、どのような形が望ましいか研究していきたい。生涯現役社会の実現に向けて「陣峰市民の森」の認知度は?山科春美 議員佐藤卓也 議員審議された議案議員の賛否常任委員会人事案件決算特別委員会の審査一般質問 生涯現役で大活躍 生涯現役で大活躍 陣峰市民の森 芝生広場 陣峰市民の森 芝生広場※ウェアラブル……身に着ける、着用できるという意味。※フレイル…………加齢に伴い、心と体の活力や、社会的なつながりが弱くなった状態。

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