議会だよりNo
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9R2.11.12◎ひとり親家庭の世帯収入の減少に対する市の支援状況と今後の対応についてどのように考えているのか。市長 本市でも国事業の特別定額給付金等の事業を行ったが、ひとり親家庭については、市独自事業として、「新庄市ひとり親家庭への臨時特別給付金支給事業」を実施した。その後、国事業の「低所得者のひとり親世帯への臨時特別給付金支給事業」も実施し、家計が急変した対象世帯には、追加給付として、9月から来年2月までの間に1世帯5万円の給付を行う。市では、児童扶養手当の現況届の提出時に新型コロナの影響で心配事がないか等の聞き取りを行っている。今後も相談しやすい体制づくりに努めるとともに、支援が必要な場合は関係機関と連携して支援を行◎旧最上中部牧場の有効利活用は平成14年末に解散し市に移管譲渡された建設物は老朽化し、使用できない物件もある。課題を検証し、広大な土地の有効活用の政策を問う。市長 この牧場は、旧最上中部牧場利用団体協議会で利用計画を策定し運営してきた。畜産業を取り巻く情勢は厳しさを増す中、平成30年のアンケートで後継者不足や世代の継承が地域で最も課題であることがわかった。巨額の投資をして設備等を揃える畜産業であること、後継ぎが新たに営む際に、住民意識の変化もあり居住地での牛舎更新が叶いづらいことも要因である。現在、敷地を借りて酪農業を営みたいという要望があるので、老朽化した施設の対応をしながら、畜産団地の整備とっていく。◎新型コロナの影響に伴うシルバー世帯の仕事の減少による世帯収入への対策をしてほしいとの市民の声があるが、どのように対応されるのか。市長 高齢者世帯の多くが収入は年金のみであり、貯蓄や親族からの援助により生活を賄っているのが実情ではないかと思われる。最近では、新型コロナの影響で子ども世帯の家計が厳しくなり、今までのような援助は望めないと相談に来るケースもある。生活苦で思い詰める前に相談いただけるよう、各課及び各相談機関と連携を図りながら、「生活自立支援センターもがみ」等の周知を図っていく。今後、健康寿命の延伸とともに高齢者が安定した生活を送ることのできる社会の実現のため、新たな就業機会の創造に対する支援等も検討していく。推進を計画したい。◎新型コロナウイルス禍について短い夏休みも終わり、二学期が始まった。児童生徒の自主欠席があったのか。これら関連のいじめはないか。又、今後の児童生徒の心のケアは。教育長 学校では、児童生徒の健康状況の把握や教職員による消毒を毎日欠かさず行っている。今後も対策を取りながら交流活動を仕組んだり、学習課題を工夫して自ら調べ学習を進めていくとともに、ICTの有効な活用等を検討していく。また、児童生徒の安全安心のために心のケアや負担を軽減するなど配慮していく。学校再開後には偏見や差別の指導をしており、いじめ等の報告はない。自主的な欠席としては、5月11日の始業式と入学式の際に一部、感染が心配で休ませたい等の事例があったが長期間休むことはなかった。一般質問新型コロナウイルス感染症拡大の影響による家庭の収入減少について活かそう、使おう、市の財産を庄司里香 議員小嶋冨弥 議員審議された議案議員の賛否請願の結果人事案件新型コロナ関係総合計画基本構想一般質問常任委員会審議された議案議員の賛否人事案件決算特別委員会の審査一般質問常任委員会 旧最上中部牧場 旧最上中部牧場

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