201210
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6■小中一貫教育校の設置 今年五月に「萩野地区小中一貫教育校実施計画策定委員会」を設置し、現在、実施計画策定に向け協議がすすめられています。 萩野地区小中一貫教育校は、「新庄型小中一貫教育モデル校」として内外から多くの期待と注目を集めています。■地域に根ざした教育 萩野地区の小中一貫教育においては、地域の力を教育活動にできるだけ取り入れ、地域の特性を活かした教育活動に取り組むとともに、そこで学んだ学習の成果を地域に発信することで、地域を元気にする学校を目指します。 学校施設の中に地域との交流のためのスペースを作り、地域活動の場としてのスペースを提供することで、地域に開かれた学校の象徴とします。■発達段階に応じた教育小中一貫教育校では、九年間のつながりを重視し、小学校の卒業式をしない学校もありますが、必要性の有無についても今後検討する予定です。また、萩野地区の小中一貫教育校では、前期四年、中期三年、後期二年の学年ブロックをとり入れ、それぞれの区切りでリセットの機会を二回設定します。普通教室もブロックごとにまとめ、一体となったオープンスペースを配置し、多様に活動できる学習環境を創出します。■環境に配慮した施設 教育的視点からも新しい施設には、地球温暖化対策など環境への配慮が望まれています。萩野地区の小中一貫教育校では、再生可能エネルギー利用として太陽光発電パネル(三〇キロワット)を設置し、教室などの照明補助とします。 また、体育館屋上に温水パネルを設置し、プールの温水シャワーの補助にしたり、エアコンに地中熱を利用するなど、自然エネルギーの活用を積極的に行います。「萩野地区小中一貫教育校」平成27年4月開校!第2章 平成22年5月に「新庄市立小・中一貫教育校基本計画策定委員会」を設置し、小中一貫教育の推進の核となる「施設一体型小中一貫教育校」のあり方について検討を行い、24年4月に「新庄市立小・中一貫教育校基本計画」が策定されました。計画では萩野小学校、泉田小学校、昭和小学校を統合し、萩野中学校との施設一体型小中一貫教育校を、平成27年4月、現在の萩野中学校の敷地(泉田小学校も一部含む)に開設することが示されました。▲平成23年度萩野中学校区小中一貫教育研究公開授業より

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