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2少し、二千二百七十八人(平成二十二年)となりました。その年齢構成は六十歳以上の農業者が六十四%、四十歳以上五十九歳以下が二十九%、四十歳未満の後継者はわずか七%となっています。農業をめざして 平成23年度から、市政運営の基本指針としている「新庄市まちづくり総合計画」。農業についても、生産力の向上や担い手の育成などについて重点的に施策を展開しています。 安定した農業経営と農業・農村の活性化、農林業環境の適正な保全を図り、農業所得の向上とやりがいのある農林業の確立の実現を目指します。■新庄市の農業 その現状と課題 新庄市における農業産出額は五十三億七千七百万円(平成二十一年)となっています。近年の産出額の推移をみると減少傾向にあり、特に水稲など土地利用型作物での減少が大きくなっています。農地の集積や作業受委託などにより、規模拡大を進め作業効率の向上などを図っていますが、農作物の価格低迷や国内外での競争力激化、資材費の高騰などの影響を受け、減少する結果となっています。 作物別の産出額は、土地利用型作物といわれる米、ソバ、大豆などが約三十六億円、野菜が約五億円、花きが約四億円、畜産が約九億円となっています。 特に野菜ではニラが約二億円、ネギと山菜がそれぞれ一億円、花きではトルコぎきょうが約二億円と額を伸ばしています。 一方、農業を支える農業従事者は、高齢化や後継者不足などにより減少し、いわゆる「人と農地の問題」が当市においても深刻な状況となっています。農業就業人口は十年前(平成十二年)と比べると約四百人近く減若者園芸実践塾卒塾生と勇気塾塾生の皆さん元気な020億円40億円60億円80億円68億1,000万円平成12年13年14年15年16年17年18年21年65億1,000万円64億2,000万円62億1,000万円62億円61億8,000万円53億7,700万円畜産(酪農、肉用牛、養豚)72億9,000万円野菜(野菜、果実、花き)土地利用型作物(米、そば、大豆等)農業産出額

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