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3広報11.9 2012特集・新庄市まちづくり総合計画 雇用・交流拡大プロジェクト■農業生産力と経営の強化 本市の農業は水稲に大きく依存していますが、人口減少などに伴い主食用米の需要は減少しています。このため、収益性の高い農産物を中心に生産振興を図りながら、畜産や園芸との複合経営による所得の確保を目指しています。 現在、農産物の高付加価値化に取り組むための漬物や乾燥野菜の加工施設整備、田植え・溝きり・除草が一台で行える高機能農業機械(乗用ビークル)、山林資源活用の効率化を図るショベル(ベースマシーン)、高性能コンバインなどの導入も進めており、意欲ある農業者を支援しています。 園芸部門では、経営の複合化や園芸作物の地域ブランド確立のため、パイプハウスや管理機械を整備し、ニラ、ネギ、ウルイ等の戦略品目・特定振興品目の作付け拡大こんな取り組みを進めていますを図っています。さらに、花き生産者が共同で取り組む新品種の導入を支援しています。 畜産部門では、畜産経営の安定、ブランド化を図るため、畜舎の整備や自給飼料確保の支援を行うとともに、優良な雌牛を貸し付けし経営の安定や規模拡大を進めています。 また、生産基盤の整備として、本合海上野地区では、老朽化した揚水機場の改修及び基盤整備、鳥越休場地区では、漏水が見られる堤沢ため池の改修工事、萩野塩野地区においては、土側溝の改良工事などを県とともに実施しています。 今後は農業者自らが加工(第二次産業)や流通・販売(第三次産業)に主体的に取り組む「六次産業化」を促進し、農業所得の向上につなげていきます。1,5001,7001,9002,1002,3002,5002,7002,9003,1003,3003,500(人)3,151平成4年7年12年19年22年2,8452,6422,7492,27839歳以下7%40~59歳以下29%60歳以上64%71%新庄市山形県平成22年23%6%39歳以下12%40~59歳以下32%60歳以上56%新庄市山形県平成12年8%26%66%▲全自動ネギ収穫機で作業の効率化を図る。年代別割合比較新庄市の農業人口の推移

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