201211
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6■空き家の現状把握 今年の七月から八月にかけて、全区長の協力により、市内全域の「空き家現状把握調査」を実施しました。その結果、市内全域で三百八十一件の空き家があることが判明しました。 現在、この結果をもとに、個別に現地の外観調査(二次調査)を行っています。今後、この二次調査により空き家の老朽度や周囲に及ぼす危険度を判定することにしています。■空き家の管理は所有者の責任 所有する土地、建物が原因で他に被害を与えた場合は、その所有者や管理者、占有者が責任を負うことが法律で定められていて、何らかの問題が発生した場合には、当事者間での解決が基本となります。 人命に関わることになっては取り返しがつきません。所有者は、隣の家屋や交通への支障がないように十分注意することが必要です。■近所への連絡が大切 さまざまな事情により空き家になってしまう場合、その所有者や関係者は近隣の方々・地元町内会などに連絡先を伝え、問題が生じた場合は、すぐに対処できるようにしておくことが必要です。■適正な管理を心がけましょう 所有者などによって適正に管理されている場合は、問題ありません。実際、空き家の所有者の中には、定期的に管理に訪れている方も多いようです。■空き家の将来を考えましょう 現在、きちんと管理されている空き家も、将来にわたって管理す空き家の適正な管理をお願いします今後の市の方針 空き家によっては、所有者の居場所がわからず、管理が不十分なため周囲への危険性が大きいものがあります。 市は私有財産には原則関与できませんが、緊急かつやむを得ない場合の対応について慎重に検討中です。お願い 今回、区長へお願いした空き家調査について、調査漏れや新たな空き家が出現した場合もあると思います。 これらについては、下記までご連絡ください。総合政策課企画政策室☎内線234・236近年、適正に管理されていない空き家が増加し、全国的な問題となっています。本市でも2年続いた豪雪などの影響で、屋根からの落雪被害がでたり、強風によりトタンが飛散するなど、近隣に被害を及ぼす事例が出ています。ることは困難です。空き家となっても思い出のある旧家を手放すことができずにいるケースもありますが、数年後のことも考え、貸家などでの活用も検討することが必要です。 また、仏壇があるため処分に困っている場合などは、菩提寺等に相談することで多くは解決しています。 所有者と地域のみなさんが協力して、安心して暮らせる環境を守っていくことが大切です。課題ごとの件数(1件で重複あり)空き家件数倒壊のおそれがある一部破損充分活用可周囲への雪害心配周囲への風害心配旧新庄町地区24171919173稲舟地区6272640萩野地区3636444八向地区4269330合計381233632287※平成24年7月〜8月の市内214町内(地区)の区長と市地域担当者との集計によるものです。※この調査での空き家は、住宅のほか管理が不十分な工場・空き店舗も含まれています。※空き家件数は1世帯単位です。車庫・小屋・蔵といった付属的な建物がある場合も1件としています。※今後の2次調査などによって、数値に変動が予想されます。

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