201212
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6行政活動の効率化を進めるため、昨年度(平成23年度)に実施した417事務事業の評価を行いましたので概要をお知らせします。■総合計画と行政評価 市のまちづくりの指針である「新庄市まちづくり総合計画(第四次新庄市振興計画)」を、平成二十三年三月に策定しました。まちづくり総合計画では、「自然と共生 暮らしに活力 心豊かに笑顔輝くまち 新庄」を市の将来像とし、「基本構想(政策)」、「基本計画(施策)」、「実施計画(事務事業)」により政策体系を構成しています。施策は政策の目的を達成するための手段となり、事務事業は施策の目的を達成するための手段となる■行政評価とは? 行政評価は、市が行う行政活動について「当初期待したとおりの成果が上がっているか」という視点から、客観的に評価や分析を行うものです。 事業等の目的を明確にし、成果を数値化して評価し、PDCAマネジメントサイクル(左図参照)により、行政の意思決定から改善にいたる経過を明らかにします。「経営」という視点で行政活動を見直し、業務の効率化や事業の改善に役立てています。基本構想(政策)基本計画(施策)実施計画(事務事業)行政評価システムのイメージ図P LAN    計画A CTION    改善D O    事業実施まちづくりの基本的な方向(目指すべき将来像)を定めた構想基本的な施策を体系別に示した計画具体的な事務事業を示した計画目的手段C HECK    評価施策評価事務事業評価ように、それぞれが目的と手段という関係になっています。 新庄市の行政評価では、施策と事務事業を対象に評価を行っています。それぞれの目標達成度を把握し、常に改善しながら効果的な取り組みを進めていくことにより、まちづくり総合計画を推進しています。■事務事業評価の対象 平成二十三年度に実施した事務事業を評価事業(市の裁量で実施している独自事業)と説明事業(法令などで義務づけられている事業や、対象が市役所内部のみで市民サービスに直結しない事業)に区分して評価しました。昨年度は、四一七の事務事業のうち、説明事業が一四七、評価事業が二七〇でした。■評価の方法 評価事業は、次の項目によりその成果や妥当性などを評価しています。【成果指標】 事業の成果を数値化する指標を設定し、その目標値に対しどれだけ近づいたか達成度を測定しました。【項目別評価】 次の三つの視点から、見直し、改善の余地がないか評価しました。①目的妥当性行政評価の目的①行政の説明責任と透明性の確保②行財政の効率化推進③職員の政策形成能力の向上④予算編成と振興計画進行管理への活用行政評価(事務事業評価)を実施しています。

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