20130308
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2 地域づくり活動の先進事例を学び、それぞれの活動への参考にしてもらおうと、「地域づくり支援モデル事業報告会」が、二月十八日㈪、区長などを対象にゆめりあで開催されました。第一部では地域づくりの先進地域が取り組み報告を行い、第二部では、参加者がグループに分かれて地域づくりについて話し合いました。 取り組み報告では、市が実施する「地域づくり支援モデル事業」制度を活用した「金沢地域連合町内会」と「御堀端自治会」、そして、地域活性化に向けた行動計画を市内で初めて策定し、現在それを実践している「山屋地区連地域がまとまる必然性を作る! まず地域づくりの道しるべとなる、地域の宝や特徴を記した「山屋物語り」を、そしてこれを具体化する内容を示した「自主行動計画」を皆で考えました。自分たちだけでもできることが明確になったことが必然となり、行政に頼らない自立した活動が始まりました。 来年度、山屋セミナーハウスの指定管理を行うことになっています。これをきっかけに、学生やほかの地域の方々なども巻き込み、山屋地区の関係者・ファンを増やし、自主事業も積極的に企画実施していきたいと思います。山屋地区連合会事務局長押切 明弘さん▲第二部では、テーマを選び、付せんを使ったワークショップを行いましたパネラー1きずな地域づくり支援モデル事業とは? この事業は、性別や世代を超えた話し合いの場をつくることで、地域づくり活動などにつなげていくことを目的に、地域の魅力や課題などの基礎調査を市が連合町内会などに委託するものです。複数の町内が連携して行うことが条件で、少子高齢化、核家族化が進む社会情勢の中で地域住民はもとより、近隣町内どうしがお互いに支え合い協力し合える関係をつくることで地域力を向上させることを目指しています。 新規に取り組んでみたいと考えている町内会や自治会はぜひご相談ください。平成24年度地域づくり支援モデル事業報告会地域の絆づくり合会」が、それぞれの活動経過について話しました。 いずれの組織も、隣り合わせでつながりが深い複数の町内から構成されていて、町内どうしが互いに協力し合いながら課題の解決策を模索したり、交流を深める催しを実施したりしているのが大きな特徴になっていますが、こうした手法は、今後の地域づくりを進めるうえで重要なポイントです。また、地域の老若男女が集う場を設け、さまざまな発想や視点を取り込むことで、地域資源の活用方法や課題解決の突破口を見出しています。◎総合政策課地域支援室☎内線217・218地域づくりしてみませんか?

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