20130308
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4家にいるときは…①まず身の安全を確保 あわてて飛び出さず、丈夫な机の下にもぐって頭を守るなど、身の安全を確保してください。②揺れが収まったら火の始末 地震の後に怖いのが火災。揺れている間は危険ですので、収まってからしっかり始末しましょう。③出口の確保 揺れで玄関が開かないトラブルも。確実に確保できるよう対策を。避難するときは…①避難は徒歩で 必ず靴を履くほか、ヘルメットもあると安心です。持ち物は非常持ち出し品など最小限に。②信頼できる情報を入手 災害現場ではうわさやデマで混乱しがちです。ラジオなどの信頼できる情報を頼りに行動しましょう。外にいるときは…①狭い路地や塀際は、物の落下や倒壊の危険があります。切れた電線などにも注意しましょう。②大きな地震のあとは余震が長く続きます。崩れかけた建物や、がけ、川べりなどには近寄らないようにしましょう。③公共交通機関の利用中や、店舗・施設内にいる場合は、係員の指示に従って行動してください。特集◎3.11を教訓に… 未曽有の被害をもたらした東日本大震災から2年。あの時感じた災害の恐ろしさ、備えの重要さは忘れてはいけない教訓です。地震への備えを今あらためて考えてみませんか。 災害による被害をできるだけ少なくするために重要な、「自助」、「共助」、「公助」。その中でも基本となるのは「自助」、一人一人が自分の身の安全を守ることです。災害が発生したそのときには、まず自分が無事であることが最も重要です。この「自助」に取り組むためには、災害に備え、自分の家の安全対策をしておくとともに、家の外で地震などに遭遇したときの身の安全の守り方を知っておくことが必要です。 また、東日本大震災のときに実感したように、生活していくには水や食料などの備えが欠かせませんし、自助の延長として、家族間での助け合いが円滑に進むための準備も大切です。 一人一人が、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を考えましょう。大きな揺れが発生したら…備えと心構え「自助」の重要性M9.0今あらためて確認する  地震への備え

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