2013koho04
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13広報04 大学で機械工学を学び、地元で就職したいと平成10年に入社しました。現在は、技術部・成形部門で、精密コネクタ(電子回路の電気を接続する部品)のプラスチック部品製造(射出成形)に携わっています。 職場では、積極的に社員の成長を促すため一人一人にテーマが与えられ、責任感を持って業務に取り組んでいます。コネクタの小型化・高性能化の技術革新は著しく、常に新しい仕事をしているような感覚です。そのスピードについていくのに苦労していますが、同時に一番やりがいを感じる所でもあります。そして、自分が製造したコネクタを使用した商品が多くの人の手に渡るのを見たときは、とても誇らしい気持ちになります。 経済のグローバル化により、世界中の同業他社と競争しなければならない時代です。私自身も、日々進歩していかなければという緊張感を持ち、現状に満足せず、新しい技術を提供し続けられるよう、常に成長していきたいと思います。山形航空電子㈱   技術部 伊藤政樹さん(二枚橋)いきいき仕事人!しんじょうの農業伊藤政樹さん(二枚橋) 2年前から、5アールの畑でフキノトウの生産に取り組んでいます。新庄では「買ってまで…」という人が多いでしょうが、首都圏では「春の風物詩」として人気があります。意外にもデリケートな作物で管理が難しかったり、葉をきれいにむくなど、出荷にも手間がかかりますが、首都圏の市場からの出荷要請もあることから有望な品目と思っています。 地域にあった栽培手法を考えながら、今後も取り組んでいきます。私が作っています!矢口 淳さん(升形)Company File № ❶山形航空電子株式会社 昭和48年に前身の㈱富士工業として市内鳥越に進出。昭和55年に横根山工業団地に移転。昭和63年に現在の社名に変更。航空電子グループのコネクタ製造の拠点で、従業員330名。社名変更25周年の節目の今年、7月末の竣工を目指して工場増築中。新工場イメージ図 フキノトウは、キク科フキ属の多年草で、日本原産の山菜です。フキの花のつぼみで、葉が出る前にフキノトウだけが独立して地上に出てきます。寒さに耐えるように、ツボミを何重にも苞(ほう)が取り巻いており、開花する前に食します。 中でも、山形県が生産拡大を目指して育成したフキノトウの新品種「春音」は、昨年12月に品種登録され、最上郡内では現在約80戸の生産者が栽培しています。「春音」は、ピンポン玉よりやや小さく、従来のフキノトウに比べ赤みがほとんどない黄緑色をしています。雪深い新庄から春の香りを届ける「春音」は、タラノメ、ウルイなどに続く新たな品目として期待されています。フキノトウフキノトウ「春音」奮 闘 中 ! 

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