2013koho05
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 「民生委員・児童委員の日」は、大正6年(1917年)5月12日に、民生委員児童委員制度の前身である岡山県済世顧問制度設置規定が公布されたことに由来して、制定されました。その活動などを紹介します。地域住民の相談役です! 民生委員は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、児童福祉法に定める児童委員を兼ねています。また児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けている人もいます。現在80人の委員が、給与の支給がないボランティアとして活動していて、任期は三年です。 民生委員・児童委員は、地域住民の一員という立場で、担当地域の高齢者や障がいのある方の安否確認や見守り、子どもたちへの声がけを行っています。また、医療や介護の悩み、妊娠や子育ての不安、失業や経済的困窮による生活上の心配事など、地域住民の身近な相談相手となって、専門機関とのつなぎ役にもなっています。 四月には、在宅高齢者の調査のため、高齢者がいる家庭への訪問活動を実施しました。ひとりで悩まずに  ご相談ください! 民生委員・児童委員は、「広げよう 地域に根ざした 思いやり」を基本理念として、地域のために活動しています。また、守秘義務があり、地域のみなさんから受けた相談内容や個人情報などについての秘密はきちんと守られます。 何か悩みごとがある場合などはひとりで悩まずに、身近な相談役としてぜひご相談ください。◎成人福祉課生活支援室☎内線541・542▲民生委員・児童委員の広報活動▲地域の方が安心して暮らせる手助けのために必要な福祉情報などを研修で学んでいます     地域に根ざした 思いやり広げよう五月十二日は民生委員・児童委員の日です(民生委員・児童委員のマーク)昭和35年に公募で選ばれたもので、幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表しています。12

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