2013koho07
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11広報食中毒夏休みやレジャーなど、でも、ちょっと待って。夏に■食中毒にご注意を 高温多湿な環境では、細菌が繁殖しやすく、食中毒の発生件数が多くなります。原因となる細菌の多くは、食中毒を発症するほど増殖したとしても食品などの味や臭いを変えません。このため、飲食前に安全を確認するのは難しく、だからこそ予防が大切なのです。■食中毒を防ぐ三原則 よく言われることですが、改めて徹底しましょう。①ていねいな手洗いで食中毒菌を「付けない」②購入した食品類は早めに消費する、加熱済みのものでも室温に放置せず冷蔵庫に入れるなどして、食中毒菌を「増やさない」※ただし冷蔵庫の過信は禁物です!特に詰め込みすぎるとうまく冷えません。③食品は内部まで十分に加熱する、調理器具は使用後すぐに洗剤で洗い、定期的に消毒するなどして、食中毒菌を「やっつける」。■こんなことにも注意◎肉や魚を買ったときはそれぞれ分けて包みましょう。また、冷蔵庫に保存するときは汁が漏れないように気を付けたり、使った調理器具はその都度洗って、熱湯をかけるなどすると良いでしょう。◎冷凍食品の解凍は冷蔵庫を使いましょう。◎野菜類も良く洗いましょう。◎十分な加熱の目安は、中心部分の温度が七十五℃で一分間以上と言われています。◎食べるときは手を洗うほか、長時間食品を室温に放置しないことも大切です。◎残った料理を保存するときは、小分けにすると早く冷えます。ただし、時間が経ちすぎていたり、少しでも怪しい場合は思い切って処分しましょう。■もしかして食中毒? 食中毒の主な症状は、吐き気やおう吐、下痢、発熱です。同じ食事をした人に同じような症状があれば、食中毒の可能性が高くなります。食中毒が疑われる場合は、市販薬は飲まずに、速やかにかかりつけ医の診断を受けましょう。②両手の甲、指先、爪の間も念入りに③両指の股をこすり合わせ洗う①石けんを泡立てよくこすり合わせる④親指も付け根から指先まで洗う⑤手首も忘れずに⑥流水で十分にすすぎましょう食中毒に気を付けましょう!さまざまな菌が繁殖しやすい季節です。十分注意しましょう。上手な手の洗い方07

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