2013koho07
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たり、老人会の回収に子どもたちが参加したりすることで世代間の交流が生まれるほか、子どもたちにとっては、正しい分別や資源化されるルートを学習する良い機会にもなっています。5広報 市内の子ども会や小中学校PTAでは、集団による資源回収(リサイクルにこにこ運動)を行っています。対象品目は新聞・雑誌などの紙類、アルミ・スチールなどの金属類、ビールなどのびん類となっており、その回収量や回収回数に応じて、実施団体と協力している回収業者に対し、市から奨励金が交付される仕組みです。 実施団体には、市からの奨励金のほか、回収量に応じた資源物の売却金も入り、実施団体の活動費や備品購入に充てられています。 昨年は、市内全体で百四十四団体の参加があり、延べ四百九十五回の回収が行われました。回収量も増えています。 市が行うごみの回収費用には税金が充てられますが、資源ごみであっても、収集のための運搬費と選別・処理のために多額のコストがかかっています。一方、集団回収では、収集運搬も中間処理も地域住民と回収業者が直接行うため、コストが削減できます。 また、住民同士で分別指導を行ったり、資源物を売却するという認識もあって、分別や回収に取り組む意識も高まるようです。さらに、親子で一緒に回収作業をしたり、老人会の回収に子どもたちが参加したりすることで世代間の交流が生まれるほか、子どもたちにとっては、正しい分別や資源化されるルートを学習する良い機会にもなっています。 何げなく、捨ててしまいがちな菓子箱など、燃やせるごみの中にはまだまだリサイクルできる“雑ざつ紙がみ”が多く含まれています。 このため、市では今まで上手く回収されてこなかったボール紙類(ティッシュの空箱、カレーやお菓子の空箱など)やメモ紙などの雑紙の集団回収に力を入れています。 燃やせるごみが減れば、処理費用も減り、最終処分場への負担の軽減、二酸化炭素の削減など、多くのメリットがあります。 捨てる前にもう一度「資源」か「ごみ」かを考えてみませんか?07◎詳しくは、環境課環境保全室へ。☎内線432環境学習生ごみ堆肥化新たな取り組み〜雑ざつ紙がみ回収〜雑ざつ紙がみの回収に力を入れています地域の取り組み〜資源の回収〜リサイクルRecycle〜再資源化する〜私たちにできる 資源の回収循環る 目指 まわ

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