2013koho11
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平成24年度決算 最上広域市町村圏事務組合とは、最上8市町村(新庄市・金山町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村)で構成されている一部事務組合で、昭和45年11月に設立されました。「ごみ」や「し尿」処理、消防及び救急業務、教育センターの運営、へい獣処理施設の管理、広域交流拠点施設(ゆめりあ)の管理運営、最上広域市町村圏振興整備計画の事務などを行っています。 今月は、最上広域がどのようなことを担っているのか紹介します。 最上広域市町村圏事務組合議会十月定例会で、平成二十四年度決算が承認されました。一般会計歳入総額三十四億五千七万円(前年度比一億四千八百六十五万円の減)、同歳出総額三十三億八千九百二十九万円(前年度比一億三千百九十八万円の減)となっています。 歳出減の主な要因は、公債費(ゴミ処理施設「リサイクルプラザもがみ」の建設時借入に係る償還金など)が一億八千九百九十万円減となり、消防費(団塊世代の大量退職などに伴う人件費等の減)も二千三百四万円減になったことです。 一方、衛生費では、し尿処理施設「最上衛生事業所」の閉鎖に伴い三千四百七十六万円減額されましたが、維持補修費等の増により、ごみ焼却施設「エコプラザもがみ」は二千百七十九万円、資源リサイクル施設「リサイクルプラザもがみ」では四千四百九十二万円の増となりました。(詳しくは左頁の図参照) 最上広域の消防は、新庄市に消防本部・本署を置き、最上町に東支署、金山町に金山支署、真室川町に北支署、戸沢村に西支署、舟形町に南支署を設置し、本署一、支署五の体制となっています。 本署には、ポンプ車(二台)や救急車(二台)をはじめ、三十メートルまで伸びる「はしご車」や災害時に活躍する「救助工作車」や「水槽車」などが配備されています。各支署にもポンプ車と救急車が各一台配備されて災害の発生や救急の要請に備えています。 また、火災や救急出動以外にも、応急処置知識の普及のため指導者の派遣や火災予防のための査察、火災現場の原因調査などを行っています。 住民の安全・安心の要となる支署の建設については、平成十三年度に東支署、平成二十二年度に舟形分署と大蔵分署を統合した南支署、そして平成二十四年度に北支署を建設しました。来年度は、金山支署、平成二十八年度に西支署の建替えを予定しています。 消防活動の現場では、使用する機材の進歩や救助・消火方法などの変化に伴い、高度な知識と豊富な経験が求められています。そのため、日々の訓練を重ね業務遂行に努力しています。 昭和63年に沖縄県の沖縄市を中心とした「中部広域圏」と広域圏同士による姉妹盟約を締結しました。以降、毎年9月には最上圏域の児童を沖縄に派遣し、1月は沖縄の児童を最上に受け入れる相互交流を行ってきました。また、両圏域の産業まつりへの出店など物産の交流事業も行っています。今年は交流25周年の記念事業として、宜野湾市から沖縄を代表する伝統芸能である「エイサー」を新庄まつりに招しょうへい聘し披露していただきました。※中部広域圏は、沖縄県の中部地方にある沖縄市・うるま市・宜野湾市・嘉手納町・北谷町など3市3町3村で構成されています。消防事業安心安全な社会をめざして広域交流事業沖縄中部広域圏児童交流うい44き4って何?消防テレホンサービスがつながりやすくなりました。ご利用は 018-099-2345まで8

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