2014koho02
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た、学校教育に関連する大きな変化の中で、新しい学習指導要領にもとづく教育を進めるため、学期制も含む、教育課程の再編成を視野に入れた検討が必要となりました。実際、二学期制を採用する全国の自治体で、三学期制に戻す動きも見られるようになっています。■ 学期制再検証委員会が検証 こうして、新しくなった学習指導要領の精神を生かすため、またこれまでの二学期制を検証する作業を早急に行う必要が出てきたため、今年度、新庄市学期制再検証委員会を設置して検証を行いました。 市内小中学校の校長や教頭などで構成される委員会は、教員や保護者を対象としたアンケート調査やその分析などを通して検討を進め、十月十日に答申を行いました(左の囲み参照)。 教育委員会では、この答申を受けてさらに検討を進め、答申に基づいた三学期制への移行を、準備ができた学校から順次行い、平成二十七年度までに市内全校が移行することを決定しました。これまでの二学期制にも当然メリットがありましたので、その良さを残しつつ、新しい三学期制をスタートさせていくことになります。新しい三学期制については、来月の広報しんじょうでより具体的に紹介します。   ◎学校教育課☎内線444  教育力人学びあえるまち11広報02新庄市にふさわしい学期制の在り方~新庄市学期制再検証委員会の答申より~◎市立学校の今後の学期制 小中一貫教育をさらに推進する中で、これまでの2学期制の成果を生かした新しい3学期制に移行することが望ましい。◎移行の目的など 2学期制よりも短いスパンで指導と評価をきめ細かく行い、子供や保護者、及び教員が、成果や課題を共有して新たな目標に向かって取り組みやすくし、子供の良さを更に伸ばしながら、小中9年間のスパンで、学力向上や生徒指導等の課題解決を図り、生きる力を持った新庄市の子どもを育てていく。

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