2014koho02
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13広報 昨年の5月からこの会社で働いています。製造業への就職は初めてでした。専門用語をなかなか理解できなかったり、電話に出るのが恐く感じることもあったりして、初めは随分悩んだ記憶があります。「オールマイティな人材を目指せ」と上司に指導され、先輩達にも助けて頂き、今ではお客様への見積調整や受注処理、協力メーカーへの発注処理、納期の管理、検査、梱包、発送までこなすことができるようになりました。 昨年9月に新庄中核工業団地へ工場が移転し、3Dスキャナ※を導入して新たな受注を開拓するなど、会社としても新しい取組みが始まりました。私も今よりもっとスキルを向上させて、お客様や協力メーカーとのやり取りをより円滑にできるよう頑張りたいと思います。※物体を読みとりして三次元のデータを作る装置。図面が無い部品を複製することが可能。いきいき仕事人!Company File № 株式会社 全晴 平成16年、仙台市で設立された㈲ファインテックが前身。翌年に市内鳥越に進出。24年4月株式会社化、多賀城市へ本社移転、現社名への変更を実施。昨年9月に新庄中核工業団地へ進出。精密金型部品等の少量多品種生産に強み。3Dスキャナの導入等、新たな戦略を展開中。中国とベトナムに拠点。国内従業員11名㈱全晴 営業部齋藤 千尋さん(末広町3区) UP!企業ZOOMMズームアップしんじょうの農業 冬期間でもできる仕事として啓翁桜の生産を始めました。 苗木から木を成長させるのに、三年ほどかかります。この間、冬期間木が折れたりつぶれたりしないよう管理するのが一苦労でした。また、昨年の「ウソ」による桜の被害は、皆さんも驚かれたことと思いますが、本当に上手に花芽を食べていきます。鳥害を防ぐためにも、早めに収穫を行わなくてはならず、出荷時期をコントロールすることが大変ですが、これからも良い品質のものを生産し、雪国新庄から、一足早い春の訪れをお届けしたいと思います。私が作っています! お正月にも満開の桜が楽しめる、啓翁桜の促成栽培。山形県は、全国に先駆けて昭和40年代から盛んに生産され、全国トップクラスの産地に成長しました。 秋の訪れが早い山形県の気候から、桜は早い時期に休眠状態となります。休眠期間が長いと、温室で加温する事によって比較的早く開花させる事が出来ます。また県産の啓翁桜は発色が良いと全国的にも評価されています。啓翁桜(けいおうざくら)奮 闘 中 ! 角川 優さん(泉田)02

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