2014koho02
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6かむてんと一緒にチンドン団でピーアール佐々木新一郎さん新庄チンドン団団長 平成6年に商工会議所青年部の会長を務めていた時、「もがみ大産業祭りにチンドン屋を呼ぼう!」と企画しましたが、諸事情で実現することが出来ませんでした。それならば、「自分たちでやってしまおう」ということで、新庄チンドン団を結成したのです。 当時、イベントに呼ばれることも多かったため、何とか新庄をピーアールすることは出来ないかと考えていました。そんな時に冨樫先生が「かむてん」を作ってくれたこともあり、チンドン団と一緒に連れていけるように「かむてんの着ぐるみ」を製作することになったのです。 施設への慰問や、仙台駅での新庄ピーアールの際も、かむてんと一緒に出掛けていましたが、さらに多くの人にかむてんを活用してもらえればと願い、新庄観光協会へ着ぐるみの管理を委託しています。私の手を離れた今ではありますが、これからの活躍に大いに期待しています。かむてんは繋がりのシンボル田中 雅樹さん公益社団法人新庄青年会議所直前理事長 私たち青年会議所の基本理念は「奉仕」「修練」「友情」です。無償の奉仕を通し、人と人とが繋がり合いながら関係を築いていくことが、まちを活性化させることに繋がるという趣旨です。 昨年11月に商店会連合会様と共同で実施した「Join かむてん交流フェスタ」ではNPOや市役所など、多くの団体とうまく協力し合いながら実施することができました。 このイベントは、まちづくりのツールとして非常に大きな可能性がある「かむてん」を広く市民の中に浸透させ、認知して頂くことで、「繋がりのシンボル」となり、色々な歯車が回り始めるのではないかと期待して行ったものです。 今年は、新庄青年会議所設立50周年の節目の年です。いろいろな「繋がり」を大切にしながら、子ども達に「最上は一つ」を伝えることが出来るよう、他の大型イベントとも連動した企画を実施していきたいと考えています。これまで二十年間、かむてんを通して様々な活動を行ってきた方々がいます。かむてんというシンボルのもとに、どのような思いや願いがあったのか、そして今後どういった展望をもっているのか、お話を伺いました。かむてんと共に「COME・店」を通じたまちづくり高橋 隆一さん新庄市商店会連合会会長・(協)新庄駅前通り商店会理事長 かむてんという名前には「Come・店」、お客様にお店に来ていただくという願いが込められていることから、これまで様々な取り組みにかむてんを採用してきました。 他にも、新庄専門店会様と共同で作成した、まちなか紹介冊子「おべったが新庄」や、去年11月に実施した「かむてんスタンプラリー&オータムフェア」など、他団体と連携した取り組みも行っています。かむてんという旗印のもとに、多くの団体が集い、各々の存在意義を磨きながら、活気溢れるまちづくりに取り組むことができました。 こういったまちづくりを通して、子ども達が自分の地元に触れ、また帰ってきたいまちを作っていくことは、商店会の発展にもつながると考えています。今後も、皆でアイデアを出し合いながら、一緒に盛り上げていきたいと思っています。

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