2014koho02
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広報7を考える神室の天狗新庄に本店を置く信用金庫として伊藤 順平さん新庄信用金庫業務部係長 新庄信用金庫としては、これまで、普通預金通帳などにかむてんを採用していたほか、今年からは定期預金と定期積金の証書にもかむてんのデザインを採用する予定です。 こういった取り組みは、人口減少で地方が疲弊していく中、作者である冨樫義博先生のように「新庄出身者にもすごい人がいるんだ!」ということを、多くの人に知って頂くことで、地域の活力につながればと願って行っています。その流れを加速させるため、昨年度、内閣府から地域活性化伝道師を招き、最上総合支庁や市役所などの志を同じくする有志で、「アニメや漫画などの文化を活用した交流人口拡大プロジェクト」を立ち上げました。 新庄に本店を置く信用金庫として、そしていち新庄人として、地域の発展に寄与していくためにも、このような活動を継続していく事が大切だと考えています。おみやげ品としてのポテンシャル伊藤 允さん新庄商工会議所指導課支援係係長 商工会議所としての取り組みは、昨年度の商業部会(小売業や卸売業などを営む方々が所属)で「かむてんというコンテンツをもっと積極的に活用すべき」という意見があったことから始まりました。色々な団体の方々と協力しながら、駅前通りにある「まちなか憩いの場 ひと休み・いっぷく」をかむてん色にリニューアルしたり、グッズ開発などにもチャレンジしています。かむてんは新庄のおみやげ品として非常に可能性のある素材ですから、さらなる活用を推し進めていきたいと思っています。 そして、かむてんと言えば冨樫義博先生ですよね。世界で活躍されている方が新庄市出身であることは、市民の誇りでもあります。いつか機運が高まれば、冨樫先生の記念館を。そんな夢も広がりますね。新庄の魅力発信に無限の可能性大角 一人さん最上総合支庁地域振興課地域振興主査 ゆるキャラはその地域の特徴を実にわかりやすく表現した、現在最も注目される情報発信ツールだと思います。2月8日㈯・9日㈰に行われる「新庄雪まつり」では、初めて最上地域のゆるキャラなどが一堂に会し、地元の食などをPRする「ご当地キャラサミット」が企画されています。子ども達もゆるキャラを通じ、隣まちの地域資源を身近に感じるいい機会になるのではないでしょうか。 かむてんと作者の冨樫義博先生の漫画には、人を引き付ける「シンボル」のような力があります。様々な年代の人が集まり、アイディアを出し合い、上手に活用していくことで、地域を元気にしていく「無限の可能性」を感じます。 今年は大型観光キャンペーンなどのイベントが目白押しです。新庄全体をフィールドに元気に駆け巡るかむてんが、県内外、海外に新庄の魅力を発信していくことを期待しています。▲仙台駅で新庄をピーアールするチンドン団とかむてん(平成10年) ▲サブカルチャーを活用した交流人口拡大プロジェクト『冨樫プロジェクト』▲まちなか憩いの場「ひと休み・いっぷく」(1月末まで)▲もうすぐ登場予定のかむてん証書▲昨年11月開催のかむてんスタンプラリー&オータムフェア/Joinかむてん交流フェスタ▲まちなか紹介冊子「おべったが新庄」02

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