2014koho02
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 今年度の講座は全部で四回実施し、各町内の区長や役員、老人クラブ代表者などを対象に、『地域住民の健康づくり』というテーマで行いました。ワークショップ形式で、途中、健康体操の時間を設けながら進めるという、趣向を凝らした内容で実施しましたが、全四回で述べ百四十人の参加者が楽しく講座を受講しました。班ごとに、自分の地域での健康づくりに関する提案をまとめ、最終回に発表しましたが、それまでの講座を通して、自分の住む地域の状況を顧みながらまとめたその提案は、いずれも示唆に富むものとなりました。講座の主な内容は次頁で紹介しています。 最終回では、今年度の内容についてのアンケートも実施しました。今後も継続して実施するこの講座を、より良いものとするために行ったものですが、その結果について一部紹介します。■ ここが良かった!◉講座に参加してどう感じたか? →「良かった」、「どちらかといえば良かった」あわせて八三・四%◉講座の回数は? →「ちょうど良い」が八七・五%◉講座開催の時期は? →「ちょうど良い」が九五・九%◉講座で考え・学んだことを自身の生活や今後の地域活動に活かせそうか? →「はい」が九一・七% 〈主な意見〉①地域住民がふれあう場を作り、参加していただくことで地域活性化を図りたい。②健康関連の出前講座の活用を考えたい。③高齢者が家に閉じこもりがちにならないよう、働きかけたい。■ ここは改善が必要!▲講座の内容はどうだったか? →「難しい」、「どちらかといえば難しい」あわせて五四・二% 〈主な意見〉①提言の内容が多種多様で難しかった。②まとめ方に不慣れな人も多いので、事例を示してほしかった。▲参加対象者は適当か? →「適当でない」が二〇・八% 〈主な意見〉①役職に限定をせず、自主参加を加えた方がより情報共有ができる。■ 来年度も開講します! 今年度の全四回の講座を通し、参加者の間では、テーマである健康づくりについての理解が進んだのはもちろん、自らが率先して取り組む必要があるという機運も高まったのではないでしょうか。参地域社会の再構築のため今年から開催したこの「地域リーダー講座」。というとなんだか難しそうですが、そんなことはありません。「住む人が楽しく語らいながら、住みやすい地域をつくる」、目指すところはそこなのです。地域リーダー講座あなたも参加してみませんか?みんなでつくる地域の絆今年度の実施内容第1回/6月28日(参加者46名) 佐藤慎也山形大教授による講演「新庄の未来の地域づくりについて」、ワークショップ「健康づくりに関するエピソードを語ろう(健康づくりに関する経験談(見聞を含む)を語り合う)」、健康体操など。第2回/7月26日(参加者33名) ワークショップ「健康づくりのための夢と環境を考えよう(子どもや大人など様々な視点で健康づくりのアイデアを考える)」、健康体操など。第3回/8月28日(参加者32名) ワークショップ「健康づくりのための具体的な提案を考えよう(現在から数年後に向けた、健康づくりの取組み方法を提案する)」、健康体操など。第4回/9月27日(参加者27名) ワークショップ「健康づくりに向けた私たちの提案(健康づくりの提案を起承転結にまとめグループ毎に発表する)」、健康体操など。◀健康体操の指導8

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