2014koho03
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11広報未曽有の大災害となった東日本大震災からの教訓や、局地的な豪雨、台風などによる災害が多発している現状から、地域の防災体制づくりが重要視されています。今回はその防災力の要となる消防団について紹介します。 消防団とは、火災などの災害から住民の生命、財産を守る最も身近な消防機関で、市では現在1,137人の団員が地域の防災リーダーとして活動しています。 東日本大震災から3年が経過し、今改めて地域の防災体制の充実を図るため、国では「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定され、装備や処遇の改善など、より一層消防団員が災害活動に従事しやすい環境整備を図ることとなりました。 市においても、この法律の施行を機に、地域防災力の要である消防団の機動力をさらに高めるため、装備の充実をはじめ、災害活動に必要な積載車や資材などの計画的な更新を進めながら、地域防災の強化にあたっていきます。 我々消防団は「地域の皆さんが安心して暮らせる」ことを念頭に置き、団員の所属する事業所や団体などのご理解とご協力のもと、新庄警察署、最上広域消防本部と連携しながら、地域に密着した「災害に強いまちづくり」を目指すコミュニティの一員です。 近年の異常気象で、風水害など大型の災害が頻発している現状、地域に根差している消防団は、大きな防災力となる事ができるはずです。 皆さんのご参加を願い、これからの消防団の活躍にご期待ください。新庄市消防団浅井 一男 団長 ▪入団資格/18歳以上で本市在住の身体健康な人▪入団後の待遇/消防団員は特別職の地方公務員となり、以下の報酬及び補償があります。 ①報酬など/年額報酬が支給されます。また、5年以上勤務すると退職時に補償金が支給されます。 ②公務災害補償/消防団の活動中に負傷をした場合の補償制度があります。▪入団申し込み 各地区の分団長、または環境課地域防災室まで◎詳しくは、環境課地域防災室へ。☎内線437新庄市消防団3.11東日本大震災に学ぶ人の力でつくる地域の安心地域の安全・安心を守るために、あなたにもできることがあります消防団員募集中!地域防災力の要かなめ▲平成25年度新庄市春季消防演習の様子03

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