2014koho05
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14地元で生産される旬の素材と、それを使った料理を紹介するページです作り方①しどけをゆでて冷やす②つけ汁(ダシ・醤油など)に①を漬ける ※あまり色の濃いつけ汁にならないよう注意③冷蔵庫でねかす ※つかり具合の目安は「汁ものだったらちょっと濃いかな」程度④溶かした寒天にとき卵を入れる※寒天は100度付近まで温めるが沸騰厳禁⑤2㎝程度に切った③に④をかけ冷やす地元素材deクッキング! 5月に入り、いよいよ山菜シーズンを迎えます。新庄では、豊かな自然と綺麗な水により、他には無い深い味わいの山菜が収穫できると言われています。近年では一部の山菜の促成栽培なども盛んに行われるようになり、新庄の代表的な農産物にもなっています。 今月は、プロの料理人でもあり、地元伝承野菜や和食文化を守るために、食の甲子園などさまざまな活動を行っている、「おいしい山形の食と文化を考える会」会長 早坂 稔氏(割烹とりや店主)にお話を伺いながら、おいしい山菜料理の中でも、「しどけ」を使った料理の作り方を紹介していただきます。一.料理の基本は、採ってすぐ食べること 山菜に限らず、すべての食材に言えることですが、食材は収穫直後が最も美味しいですし、栄養もあります。 地産地消というのは、そういった意味でも重要です。一.伝承野菜はその土地の文化 様々な食材は、同じ品種のものでも、土地が違えばまったく味が違います。そして長い年月をかけて、その土地に馴染んできたものが伝承野菜です。 地元伝承野菜を通して、その文化なども感じ取ってほしいと思います。今月の料理人 おいしい山形の食と    文化を考える会  会長 早坂 稔氏(割烹とりや店主)しどけの寒天よせ郷土料理レシピCooking Recipe 食は文化そのものです。食を学び育てることは、その土地の文化を学ぶことに等しいと感じています。 和食も世界遺産に登録されましたが、地元食材を通してこういった文化を守っていきたいと思っています。

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