2014koho05
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文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。さらに詳しい取材記は市公式いホームページでご覧になれます。温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記平成26年5月12日号(No.677) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 14、000部発行広報05 市立図書館界かいわい隈は、江戸時代は侍屋敷が立ち並んでいた所で、仲町通りと呼ばれていました。図書館は、新庄城址がまっすぐ望める場所にあり、醤油醸造業の資産家であった旧井上邸跡に建っています。図書館は、庭園があることで知られていますが、旧井上邸を訪れた作家の横光利一が「石ぬれて廻りかねたる秋の庭」と詠んだほどの広い日本庭園の一部が残っていて、それを活かして建てられました。この旧井上邸には、白樺派の武者小路実篤や里見 なども訪れていて、庭園には里見 の「大道無門」の碑もあります。また、市指定天然記念物「カヤの木」も見ものです。 その昔、図書館の北側には、藩校明倫堂や町奉行所があり、今は当時の所在を示す表示が設置されています。また、向い側には、明治十七年に市内の医師たちが、西洋医学を学ぶための最上医学所を開設し、医師や看護婦・助産婦を育てたことを称えた『医学頌しょうとくひ徳碑』が、その跡に建っています。旧井上邸の庭園 図書館中庭は旧井上邸の庭園の一部を活かして造られました。 市指定天然記念物で推定樹齢300年を超えるカヤの巨木などがあり、読書の合間に庭の散策などもオススメです。かむてん奮闘記検索 市立図書館▪開館時間/火〜日曜日 午前10時〜午後6時 ▪休館日 毎週月曜日、年末年始、 特別図書館整理日新庄市地理情報システムで周辺地図がご覧になれます。㊧作家 横光利一が詠んだ句 の石碑㊥旧地名を示す表示㊨道路を挟んで向い側にある「医学頌徳碑」市立図書館界かい隈わいを温たずねると ん図書館周辺の史跡など

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