2014koho06
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15広報 広報しんじょう5月号で紹介した「かむてん袴プロジェクト」ですが、6月14日の市制施行65周年記念式典に出席を予定してるかむてんのために、急ピッチで作業が行われています。 部活動の合間を見て新たに参加してくれたメンバーを交えながら、和裁の基本的な「作り方」を指導者の山科さんが説明し、縫い方の手ほどきを受けつつ、慣れない手つきで作業を進めています。 今回の作業では、羽織の袖口部分の加工や細部の仕上げを行い、それぞれを接合すると、ついに羽織の全体像が見えてきました。 「かむてん」が着用した時をイメージしながら、さらに細部の調整を行っているところですが、大変立派なスリーサイズを誇る「かむてん」とあって、苦労している様子でした。 また、オリジナルの家紋制作にも挑戦し、「かむてん」らしい家紋を目指して頭を悩ませているところです。 7月号では、ついに完成する羽織袴のお披露目と、参加してくれた高校生達に感想を聞いてみたいと思います。 4月から新庄南高校に赴任して、ボランティア活動を指導しています。今回の活動には男子を含む多くの有志が参加してくれていますが、こういった自主的な活動は、生徒たちだけでなく、学校全体に良い影響があると考えています。 そして、ボランティア活動を通じて、地域の方々と接することは、今後社会に出ていく生徒たちにとって、さまざまな勉強の場になることはもちろんのこと、自分たちの地域を知ることで、地元に誇りを持つきっかけになるとも感じています。 地域の皆さま方には、今後とも生徒たちの活動を応援頂ければありがたいと思っています。県立新庄南高等学校 大泉 奈菜 先生課外授業のススメ!◀現メンバー新田さん(右)の誘いで参加した新メンバー齊藤瑞歩さん(左)今月は、県立新庄南高校のボランティア活動を指導している先生にもお話を伺いました。教室では学べない▲袖口部分の加工方法を説明▲実際に袖口を縫い仕上げる▲羽織の裾や襟を加工し縫う▲袴部分をミシンで大まかに縫う▲指導者が和裁特有の縫い方を説明。合言葉は「1cm、1mm」特別企画◎かむてん×新庄南高等学校 「袴はかまプロジェクトその2」高校生の教科外活動を中心に、ボランティア活動、また各学校からのニュースなどを紹介するページです06

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